CATVインターネットにしてからしばらくして導入したローカルルータ(ブロードバンドルータ?)ですが、これがかなり曲者です。気に入らないところがあるので新しいのを買ってくるのですが、なんか最近ローカルルータ・コレクター状態になってきました。それぞれ利点と欠点を書いてみましょう。
・planex BRL-01 発売と同時に買ってきた一番初のやつ
始めはかなり問題があったようなのですが、ファームウェアのアップデートを繰り返して現在ではかなり良くなっているようです。DHCPでMACアドレスから割り振るアドレスを決めれるのは便利です。LANからブラウザでWANアドレスを見に行くと何故か設定画面になってしまうので、hostsを設定していないパソコンからtoriyu.dyn.toを見に行く事が出来ません。LAN内のsquidも正常に動きません。
スループットは1.5Mbpsが上限と箱に書いていますが、なんかそれより遅いような気がします。
・Linksys BEFSR11 上のが遅いので買ってきたやつ
まだCATVを使ってたときに買ってきて入れ替えました。少し速くなったような気がします。が、こいつのDHCPにしたがってデフォルトルート(ルータ)経由でLANのサーバにアクセスすると文字落ちが発生。その後、大丈夫だと思っていたWAN側からのアクセスでも異常が確認されたので、現象確認と同時にお役御免。
・planex BRL-04F とりあえずBRL-01と同メーカーによる速そうなもの
下り1.5MのADSLでもなんとなくBRL-01がボトルネックになっていそうな気がしたので、将来の投資も兼ねて店に置いてある一番速そうなやつを買ってきました。で、接続してみたのですが、なんか遅い。気のせいかと思いつつそのままつかっていると、今度はftpがpassive modeじゃないと接続できない事に気づく。まぁそのように設定すればいいし・・・と思いつつもやっぱり遅い気がするので大きいファイルをダウンロードしてスピードを測定。なんか途中で休憩しているんですけど・・・。本来なら800Kbps程度出るはずが200~400Kbpsで頭打ちです。数日時間をおいて測定しなおしてもやっぱり遅い。BRL-01に戻してみると、休憩しないのでその分スピードがぐんと速くなる・・・
う~ん、これも失敗。二度と使いません。てゆーか この製品、詐欺に近いような気がします。
てなわけで、いろいろ買ってきたものの、始めに買ったBRL-01を未だに使っています。これが気に入ってるわけでもなんでもないのですが、他の製品がズタボロなので致し方なし。なんとなく一番はじめに使ってた『FreeBSDにNIC2枚差し』が一番良かったような気がしないでもありません。『WWWサーバと別れてたほうが便利だから』導入したローカルルータですが、どうも欠陥商品ばかりみたいで・・・もう一台FreeBSD入れようかしら?
なかなかプロバイダ側の対応が見えないBフレッツ。使えるようになればすぐにでも鞍替えしようと思うさなか、本日DTIからメールが来ました。これによると、
FTTHサービス初期費用 | 月額利用料(円/月) | |
ベーシックプラン | 無料 |
6,500
|
ファミリープラン | 無料 |
3,000
|
との事です。NTTに支払う金額を合算すると
月額利用料計 | |
ベーシックプラン |
17,400 |
ファミリープラン |
9,900
|
というかんじになります。ベスエフォートとはいえ回線容量100Mbpsで常時接続が2万以下で実現できるというのは大きな魅力なのですが、ADSLやCATVだと6,000円ということを考えればファミリープランの選択が妥当なところかもしれません。ファミリープランは、ベーシックプランやADSLの場合と違って、近所に回線を我が物顔で占有するあつかましい人がいれば(耳が痛い)スピードが大幅に落ちてしまいますが、実際のところどれくらい落ちるのかというのは使ってみないとなんともいえないことでしょう。
幸か不幸か、私の住む地域ではずいぶん先にならないとサービスがはじまらない事になっていますので、人柱さんの声を聞いた上で がんばってベーシックプランにするか、無難にファミリープランにするか、やっぱりADSLのまま置いておくか選択する事ができます。
なお、Bフレッツに切り替えるとおそらくADSLでもCATVでも実現しなかった『上下対称』になりますので、自宅サーバのスループットは大幅に向上すると思われます。ファミリープランで混んでる状態でも上りはガラガラのような気がするわけで、下手なレンタルサーバよりも良いかもしれません。
半年先が全然読めないこの業界、実際契約可能となった時に私の考え方がどう変わっているか楽しみです。