proxy専用機も新調したことですし、ブラウザのproxy設定もちょっと手を入れてみました。
結局スクリプトの場所を指定しなきゃいかんのに、なんでこんなものがあるのじゃ? と今まで不思議に思っていたのですが、場所を指定すればプロトコル毎の設定やポート番号、no-proxyのURL等を記述しなくても良いのと、JavaScriptで条件分岐ができる、proxyがコケてる場合は自動的に使わないモードに移行するというのが良いところのようです。
CNAMEレコードでwpadというのを作成し、上記スクリプトを /wpad.dat として置いておけば、MS-IEのデフォールト状態の『設定を自動的に検出する』で勝手に読み込まれるんだそうな。作ってみると確かに動作しました。まぁ自宅で使う分にはあまりありがたみはありませんが、もう少し大きなLANの場合は案外便利だと思います。自動検出のチェックを外せばproxyを通らなくなるので透過proxyよりも使い勝手は良いでしょう。
proxyの設定に自動設定スクリプトを使って一番大きいのは『接続先によって振り分けが出来る』ということでしょう。たとえば現在はZAQ回線経由でWWWを見る設定にしていますが、DTIの一部コンテンツがDTIのアクセスポイントからでないと受け付けないのであれば、DTI用のproxyを使うかダイレクト接続にしてしまえば良いわけです。でもってZAQが『晩に遅い』とか『○○曜日に遅い』ことが判っていれば、そのルールをスクリプトに書くことができます。ルールを提供するのは(普通)サーバですが、判断を下すのがローカルマシンという発想が面白いです。
# IPアドレスを使う条件式の場合はローカルとproxyの両方で
# 名前をひかなくちゃいかんというのがちょっと気になりますが・・・
なぜか色々買わなきゃいかんはめになってしまったので日本橋まで買い出し。
変なモードを除くと使えるのはこれが最低です。FSB66が使えればCeleron533が一番発熱が小さくて良いんですけどね・・・。なお、帰ってから冷静に考えたらPentium!!!なら500MHzのものが使えたようです。中古で見かけたらゲットしとかねば。
静かにすることが目的なのですが、入れ替えて能力が落ちた結果 高温になってしまってはいけませんので、Nidecの低速ファンと山洋の普通のやつを買ってみました。
PROXY用にLANから接続すると、今のスイッチが1ポート足りない状態になるので、8ポートのスイッチを買ってみました。8ポートでも5千円を切っているのだからずいぶん安くなったものですねぇ。更に最近のやつはケーブルがストレートでもクロスでも使えるんだそうな。こいつは便利。
で、とりあえずこの箱に入れてみました。Celeron800は当然ですが問題なく動きました。が、このCPUはファン無しで使うには相当厳しいみたいで、BIOS画面でほっとくと異様に高温になっていました。でもproxyしか動かさないからファンは付けてあげない(笑)。
次にケースファンですが、低速・低騒音のはずのNidecファンが結構やかましい。2400回転のNidecと2850回転のSANYOは同じぐらいの音量でした。で、サーバと違って部屋でつけっぱなしにする機械なのでなるべく静かに・・・ということでSANYOを5V駆動することにしてみました。風量が小さいのでちょっと心配ですが。温度計付けといたほうがいいかも。
てことで、セットアップするとこんな感じになりました。ブックシェルフパソコンですな(笑)。Bフレッツが来るまでのはかない命ですが、それまでは頑張ってくださいな。