うちの会社の人のメールアドレスにメールが届いてもメーラーを立ち上げない限り永遠にわからない事が多いので、メールが届くと procmail にてケータイに飛んでいくようにしています。
で、そのひとのケータイは昨日の晩からしょっちゅう鳴ってとってもうるさかったのだそうです。で、本日話を聞いて中を見てみると 最近流行りの From を詐称してエラー形式で増殖させるウイルスでした。さらにおうちに帰ってみると姉から電話がありまして、同じように英語のなんかよくわかんないメールが来ているのだそうです。procmail にて別のメールアドレスに飛ばすように設定していたのでログを見てみますと、おんなじようなのが並んでいました。
ということで、わたしの周りではウイルスが大流行しているようです。
が、このウイルス、なんと SpamAssassin でほぼ完全に閉め出すことができるんですねー。SpamAssassinにはウイルス定義ファイルなんてありませんから spam の疑いが強いファイルがはねられるのですが、最近のウイルスはほとんど spam として扱ってくれるので私のメールボックスに到達するウイルスはほとんど無いんですねー。ということで、我が家で多大な実績を残している SpamAssassin を上記にも適用してみました。これにてめいわくウイルスも無事とまりました。めでたしめでたし。
が、中には止められない迷惑メールもありまして、それが『メールウィルススキャンシステムでウィルスに感染しているE-Mailを検知しました。』というもの。未だにこんなのやってるところが複数あります。うむむむ、昔と違って今のシステム管理者は程度が低いのでしょうか?
さらに余談、これは運用ポリシーにもよると思いますが、メール添付型のウイルスをとりあえず実行しないようにしたい場合、SpamAssassin の MICROSOFT_EXECUTABLE の点数を大きくしておくと良いのかもしれません。ま、世の中には図面とかをご丁寧に自己解凍型の実行ファイルにして送ってくれる人種がいますので(←実話 ^^;) なかなか難しいところではありますが。