わたくし、現在 西宮の会社にいます。相変わらず紙の書類をよく扱います。で、少し前は大阪に居たので、会社で買ってもらったデジタル複合機に付いてるスキャナを使ってウハウハだったのですが、こっちにあるのはただのコピー機なんですねー(T_T)。
でもあきらめることはありません。ここには我らが FreeBSD(ルータ代用)と EPSON GT-8700というイメージスキャナ(わたしの私物)があるのです。スキャナをWindows PC に繋げればよいのですが、机の上に置く場所が無い(笑)ので、椅子の後ろに置いてあるルータ機にぶらさげられないかな~というお話です。
えーと、まずは恥ずかしながら、イメージスキャナが FreeBSD で使用できることをぜんぜん知りませんでした(^^;)。が、Google 様に聞いてみるとエプソンスキャナは意外と使えそうな様子なのですねー。ということで、おもむろに FreeBSD に USB でスキャナを差し込んでみました。
uscanner0: EPSON GT-8700, rev 1.10/1.03, addr 3おぉぉ、いい感じではないか。
次に、スキャナを扱うには SANE というのがべんりだそうなので、 usr/ports/graphics/sane-backends/ というのを入れてみました。scanimage -L してみると、
device `epson:/dev/uscanner0' is a Epson GT-8700 flatbed scannerなのだそうです。おほほほ、ますますいいねー。でもって、
$ scanimage >hoge.pbmしてみると、ちゃんと動きました(笑)。ははは、何も苦労せずに動くとは・・・ありがたいことじゃ。まぁ実際にはいろいろオプションがあるので、目的の『白黒二値定型サイズ取込み→PDF化』というのは
$ scanimage --speed=yes --resolution 300 | pnmtops --quiet | ps2pdf - > hoge.pdfというので実現できました。PDF化した後は適当なディレクトリにおいてやれば、あとはPHPが勝手に食べてくれるようになっていますから(これは前に作った)、取り込み・変換を自動でできる分 Windowsにスキャナをつなげるよりも使い勝手が良いみたいですね。 # PHPでユーザインタフェイスをちゃんと作れば 十分ネットワークスキャナの代わりになる気がします