ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2007/10/20 (土)

・ ffmpegベンチ

この前 Core2Duo と Pentium Dual-Coreについて ffmpeg の実行速度を測定してみたのですが、ついでなので他にもいろいろ測ってみました。

すべてWindows版のffmpegで3分弱のMPEG2ファイルをエンコードしたもの。測定したのは時間(秒)ですが、比較の為にPentium!!!の値を1とした実行時間の比率を出しています。更にCPU効率も知りたかったのでクロック数で割ったのが一番右。

見やすいようにグラフにしてみました。

確かSSE2の絶対的な処理能力はおなじランクならCore系よりもNetBurst系の方が優れていたはずですので、この結果はちとおかしいですね。たぶんWindowsのffmpegはDual Coreを使うようになっているのでしょう。それを踏まえて

といったところでしょうか。ベンチマークは普段使うPCに対して行っても何の役にもたたないのですが、こういう特定用途に限れば多少は意味もあると思います。出てきた結果も私が想像したのとちょっと違ってて面白かったです。

[つっこみ]

・ デインターレス

いやはや、深夜アニメを勝手に理想的な形でエンコードしてくれて配信もポッドキャストにしたので1クリックで削除・転送が完了する・・・なんと便利な世の中なのだろう。iPod touch にしたことで画質が飛躍的に向上したのはよいのですが、今度は逆にインターレスの縞々が目立つようになっちゃいました。てことで試しに ffmpeg の -deinterlace オプションを付加。

案外きれいかも

前にひだまりスケッチDVDをHandBrakeでインターレス解除して実験したところ線がギザギザになったので使わないことにしたのですが、テレビの録画の場合はソースがあんまり綺麗じゃなくてギザギザが目立ちません。フレームレートも落ちないしインターレスの縞々は綺麗になくなるので、こっちの方が良いみたいですね。自動エンコード時にはこのオプションを付けることにしよう。

てことで現在の ffmpeg オプション
# ffmpeg -deinterlace -i %%INPUTFILE%% -y -level 30 -croptop 60 -cropbottom 60 -s 480x272 -aspect 16:9 -vcodec libx264 -mbd 2 -coder vlc -g 250 -b 600k -trellis 2 -partitions parti4x4+parti8x8+partp4x4+partp8x8+partb8x8 -me umh -aic 2 -cmp 2 -subcmp 2 -qmax 51 -acodec libfaac -ac 2 -ab 128k %%OUTPUTFILE%%
[つっこみ]

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