ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2016/06/12 (日)

・ Nikon D500

すごく頑張ってポチりました。Nikon D500 16-80 VR レンズキット、 ニコンダイレクトにて ¥340,200。もう少し安いお店もあるのですが、故障した時に一番話しが早いニコンの直販にしました。

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いやはや、お高いですね。しかも今使ってる D7000 と同じセンサーサイズの APS-C です。撮れる絵はそんなに大差ありません。少々画素数は高いのですが、画素数で言えば 10万円弱で売ってる D7200 の方が大きい訳で、今回の投資は ニコンDXフォーマットのフラグシップモデルという所に引かれたのが大きいです。

ということで、D500の特徴をおさらいしておきましょう。

なんかもうスゴいです。いや、これを見てもスゴいと思わない人には何それ? みたいな感じなのですが、ニコンの現行製品ではこの手の「高くてもいいから考えられる最良のカメラ」が存在しなかったんですよ。ちなみにD500はセンサーサイズがAPS-Cですが、35mmと同じフルサイズセンサーを積んだプロ用モデルも同時期に発売されており、こちらの価格はニコンダイレクトで75万円です。センサー以外はほとんど一緒なんだから、レンズ込みで34万円なら安いんです、きっと。それがカメラ沼。

さて、D500の前身はD300とかD300Sだそうなのですが、私はこのカメラを使ったことがありませんから D7000 との比較をちょっと書いておきます。

SD / XQD デュアルスロット
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D7000 はSD×2のデュアルスロットでしたが、D500はSDとXQDです。使う人によっては XQD×2とか SD×2の方が良いのかもしれませんが、私は常にRAW+JPEG保存でRAWを使うことはほとんど無いので調度良いです。
ISO Autoが付いた
ISOボタンでの選択でISO AUTOが選べるようになりました。三脚を使わない場合はISO AUTOの方が便利なので、いちいちメニューを掘って設定しなくなったのはありがたいです。
フルオートバカチョンモードが無い
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買うまで知らなかったのですが、D500って 絞り優先/シャッタースピード優先/プログラムオート/マニュアル のモードしか無いんですね。D7000ではこれに加えて 完全カメラ任せオート / フラッシュが光らないオート / シーン選択 なんかがあります。人に渡して取ってもらう時にオートって便利なんですけどねぇ。まぁこのクラスのカメラを使う人は仕上がりをイメージしてそういう設定で撮るのでオートはいらんでしょ? て感じでしょうか。
アイピースはロックされる
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丸型でも角形でもどっちでも良いと思うのですが、D7000に付いてるやつはすぐに外れてそこいらへんに落ちてるんですねー。もうちょっと外れにくい構造になってたら良いのにな〜と思ってましたが、D500のはファインダーにシャッターが付いており、これを閉じないと外せない構造になってます。これならもう無くさないです。
フードがデカい
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標準ズームレンズのフードが何故か角形です。重量は軽いのですが、レンズはそこそこの太さがあり、さらにそれを大きく上回る大きさのレンズフード。カバンに超入りにくいです(T^T)。
本体重量は気にならない
D7000の780gに対してD500は860g。80gの重量増が気になるかな〜? と思ったのですが、ちょっと触ってる限りでは特に違いは気にならないです。外形が大きくなっているので重くなってても自然に受け入れられてるのかもしれません。
タッチパネルが優秀
実はD500の背面ディスプレイはタッチパネルになっています。写真をプレビューした時にフリックで前後に移動したり、ピンチで拡大縮小したりなぞってスクロールしたり。最近のスマートホンに比べれば僅かに劣るものの、実用上十分な反応をしてくれます。少なくともボタン操作よりも快適です。ちなみにタッチパネルを使わなくても従来通りボタンで操作できますし、画面にもタッチパネルの操作を促す説明は出てきません。自分で使っててタッチパネルと知らない人もいるかもです(^_^)。
ライブビューが割と実用的かも
D7000よりも随分速くなっています。あとライブビュー時にもタッチパネルが役に立って、映ってる場所を押すとフォーカスが合います。その後 指を離すと撮影されます。D7000ではライブビューでの撮影がなんか遅かったのとフォーカスポイントがだいたいでしか合わせられなかったので、これは良いかもです。
AF-A が無い
AF-SとAF-Cの二択になっています。これも使ってみるまでしりませんでした。
秒間10枚はむっちゃ速い
シュババババ・・・って感じ。実はα77も10枚撮れるんですが、バッファが少ない上にAFがちゃんと追いかけてくれないので連射では使わないカメラと化していました。D7000では連射速度に不満は無かったのですが、撮影枚数が数枚しか撮れなかったのでその気になれば200枚連続で撮れるってのはいいです。
スマートホン連携が便利
Androidにアプリを入れてペアリングしておくと、Android側の現在時刻と位置情報を使うことが出来ます。それに加えて、撮影データを勝手に転送させることもできます。いやはや、これ良いですね。先日 iPhone用のSDカードアダプタを購入して喜んでいましたが、転送せずに使えるのであればそれに越したことはないです。出先で写真を取った時に「おぉ〜すごく綺麗に撮れてる」という写真をそのままツイッターにポストできるのはありがたいです。
OKボタンがカーソルの真ん中に無い
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あぁそういえば昔のニコンのカメラって真ん中にOKボタンが無かったかも。液晶画面に「実行する時はOKボタン」と書いてあるのでカーソルの真ん中を一生懸命押しても全く反応してくれないのですごく悩みました。OKボタンは左側にあるんですね。→昔のニコン機と違ってカーソルの真ん中も押せるようになってるので本気でわかりませんでした
電池がD7000と共通
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バッテリーの品番が共にEN-EL15でD7000と共通になっています。ただ、D7000発売後D500登場前に仕様変更になっているため、変更前のバッテリーをD500で使うと早く電池が無くなってしまうのだそうです。この件はニコンからアナウンスが出ており、旧仕様の電池をD500で使う場合は無料で交換してくれるのだとか。なんと太っ腹な。手元に旧仕様が2つあるので、今度時間を見つけてニコンプラザで取り替えてもらいましょう。

ということで、使い方を覚えながらの比較インプレッションでした。使い勝手とか写りとかに関しては明日からゆっくり見ていくことにします。

最後に、もしかしたらD500を買おうかどうか迷ってる人がいるかも知れないので背中を押す一言を。

30万円超のD500レンズキットで撮れて 4万円ちょっとで売ってるD3300レンズキットに撮れない写真なんてほとんどありません(笑)
[つっこみ]

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