ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2001/04/19 (木)

・ Windows2000覚書き

自宅でWindows2000を使ったのは今回がはじめてだったので、メモをかねて気づいたことを幾つか。

元々Win98とNT4.0のライセンスがあったので、まったく使っていないNT4.0からアップグレードでWin2000にしようかと思ってたのですが、店頭で見てみるとOEM版も同じ価格でした。元のライセンスが消失しない事と、旧版のCDとかを要求されないことを考慮すればOEM版を買ったほうがお得のようです。

我が家のマシン特有の症状かもしれませんが、なにもせずにまっさらのHDDをつないでCDからブートしてインストールを試みたところ、『システムをチェックしています』みたいなメッセージが出たまま止まってしまってインストールできませんでした。一度DOSで起動してfdiskすれば正しくインストールすることができました。

Windows95/98なら c:\windows\hosts でしたが、Windows2000(おそらくNT4.0も)ではc:\winnt\system32\drivers\etc\hosts に書くみたいです。極めて小規模なネットワークではBINDを動かすよりもこっちのほうがてっとりばやいです。

たぶん漢字コードの扱いの違いからでしょうが、今までどおりにレイヤ名が反転した状態から新規名称を入力すれば、はじめの文字が化けます。一度反転した文字を全部けしてからなら正しく入力できるようです。
なお、上記は良くない点でしたが、良くなった点もありまして、クローンを作成したときにWindows98では必ずファイル名が『クローン:なんとか~1』とかになってたのですが、Windows2000では正しく『クローン:元のファイル名』で処理されます。8.3形式ではなく長いファイル名でちゃんと扱っているようですね。因みに同じ理由かもしれませんが、explorerのファイル名表示も気持ち悪くなくなっています。Windows95/98ではABC.TXTというファイルを作ってexplorerで見てみると'Abc.txt'という意味不明な表示になっていたのですが、これも正しく'ABC.TXT'と表示されるようになっています。

その他、特にWindows98と比べて不自由に感じるところはないようです。デバイスドライバやソフトウェアの対応もおおかた完了しているみたいですので、古いデバイスや古いソフト考えなければWindows98からの移行はすんなりできるようです。

なお、私が2年ほど前WindowsNT4.0を導入しようとした時に勘違いしていたことですが、このOSはマルチユーザで使うものじゃないですね。てっきりunixのように使えるものだと思ってた私は『ほとんどのアプリがadministratorの権限を要求する』現状の前に口あんぐり状態だったのですが、『シングルユーザでしか使わない』『そのユーザを特権ユーザにする』という使い方ならうまくいくことに最近気づきました。WindowsにはWindowsなりの使い方があるわけで、Win2000の「ユーザ名とパスワードを使わない」設定がある事は正しいアプローチのような気がします。

[つっこみ]

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