ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2013/05/23 (木)

・ ナビの更新について考えてみる

今使ってるカーナビはKeiを買ってから2台目のもので、パイオニア 楽ナビ AVIC-HRZ900です。散財記録によると、購入は2010年4月、なんと¥16万円ぐらいしたのだとか。前に使ってたクラリオンのと比べると、レーンガイドや交差点の案内等がものすごく分かりやすくナビそのものには特に不満は無いのですが、3年前の電子機器ですからいろいろ見劣りする部分があります。

  1. iPhone5 (Lightning) を接続して映像を出せない
  2. SDを入れるところが無いのでUSBメモリ経由でPCソフトとやりとり
  3. Bluetooth非対応。というかBluetoothユニット別売り
  4. データ通信は専用通信モジュールまたは携帯電話のモデムモード。別売りのBluetoothはDUNプロファイルのみ対応
  5. 地図は年に一度発売されるDVDでの更新のみ。当然最新版に更新しても半年〜1年ぐらい前の状況しか反映されていない

さて、3年という歳月の中で楽ナビの立ち位置も微妙に変化しています。私が買った時の楽ナビは「2年ぐらい前のサイバーナビの機能を実装」みたいな感じでしたが、今のナビは性能的には行き詰っており現在発売されている「楽ナビ」はなんとも微妙に立ち位置にある微妙な製品になっています。

ということで、買い替え候補としてはサイバーナビの一番安い AVIC-ZH0007。まだ発売前ですが、Amazonで12万円ちょっとのようです。前に買った楽ナビが16万円でしたからずいぶん安くなりましたね。

ということで、順番に検証していきましょう。
Lightning接続
結論からいうと、このナビはLightningのデジタル映像出力に対応していません。だけど、ナビ側の操作で映像を出力させることができます。どういうことかというと、Apple純正のHDMI変換器を使ってHDMIを取り出し、ナビにHDMI入力が付いているのです。うちの車の接続ではグローブボックス内にHDMI変換器が居座ることになり、結構じゃまな気がします。しかも、今使ってるのはiPhone4Sですので、iPhone5なり5S(?)を買うとなると結構な出費となります。ましてや、今のiPhone5はMVNOでLTEも800MHz帯も使えませんから大枚はたいて買い換えて不便になるのがわかりきっています。ということで、確かにiPhone5 Readyなのですが、今のところは利用価値なしです。
SDカードスロット
現在USBメモリの取り外しの際は本体側でUSBメモリ取り外しを選択してからグローブボックスをごそごそして取り外しているわけで、SDカードになればずいぶん楽ちんになります。というか、SDが付いたことでナビの更新時にインターネットからダウンロード・SDを差し込んで更新という芸当ができるようになります。更新もサブスクリプション契約になるようで、年に数回リリースされるようです。
Bluetooth
これは標準装備。
データ通信
残念ながらこちらは特に進歩が見られず。というか、携帯電話のケーブル接続が非対応になりましたから退化でしょうか。Bluetoothでのデータ通信はできますが、スマートフォン云々の記載がありませんからおそらく従来どおりDUNプロファイルのみなのでしょう。というか、USB接続したiPhoneなりAndroidにインストールした特定アプリをナビ上に表示させる機能を持っていながら、そのデバイスで通信できないというのはなんともはや・・・。

ということで、結論としては買い換えてもあんまり便利にはなりません。地図の更新待ちが短くなるのが最大のメリットでしょうか。まぁうちのナビは無料更新期間がすぎてますからたぶん買い換えるわけですけど :-)。

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