うちのインターネット環境はとりあえずADSLモデムからT20サーバにつなげて、それからアクセスポイントに接続するだけで完結していたので、無線LAN以外はネットワークに繋がっていませんでした。
お絵かき機ではあんまりインターネットに接続する必要もないかな~と思ったのでそのまま行こうかと思ったのですが、描いた絵をT20サーバに持っていくのにノートパソコンにUSBメモリで運搬するのはいくらなんでも面倒くさすぎます。また、よく考えたらネットワークに繋がっていないということは、お絵かき機から印刷ができないんですよね・・・。 これはちょっとマズいということで、お絵かき機もネットワークにぶら下げることにしました。
さて、このマンションにはインターネット接続用としてスイッチングハブと各居室にLANの配線・モジュラジャック取り付けがなされています。そこまでは良いのですが、肝心のT20サーバがある電話台のところにはLANの配線が来ていません。しかも困ったことに、電話に関しては中継ボックスがユニットバス上部にあるのに対してLAN配線の中継かつスイッチングハブのありかは玄関の下足いれ上部なんですねー。つまり、既にあるLAN設備に接続するには電話台のところから居室の受け口まで別途配線をしてやる必要があります。
で、ちょっと調べてみると LAN配線に関してはケーブル工事だったのですが、電話に関してはすべて配管されているようでしたので、既に電話線が入っているユニットバス~電話台の配管にカテゴリ5の電線を一緒に入れてしまうことにしました。
普通の人にはあんまりなじみがないと思いますが、配管に電線を通すにはこういうのを使います。結構高いので会社から借りてきました(^^;)。
でもって、電話台にLANの口をつけたのがこれ。もともとは電話用に真ん中だけ穴の開いたプレートが付いていて穴を二つにすると合わなくなっちゃったので、今日のところは裸でがまんです。こんど適当なプレートを買ってこよう。
同様にして、ユニットバス~居室も電線を通します。居室側では電話受け口を使うことはないので、電話のモジュラを外してもともと付いてるLANと新しく付けたLAN受け口の二つにしてみました。これだとプレートを交換する必要がありません。
ということで、めでたくお絵かき機もネットワークに接続することができました。ぱちぱちぱち。で、Painterからスキャナ取り込みしようとすると、やっぱり動きませんでした(笑)。うむむむ、他に理由があるようですな。
(おまけ) 今回用意したアイテム
左から 『カテゴリ5の電線』 『LANケーブルテスタ』 『(テスタでモジュラジャックを調べるときの)パッチコード』 『RJ45プラグ』 『ニッパ』 『ワイヤストリッパ』 『RJ45用圧着工具』。これだけあると一通り作業ができます。ニッパ以外は会社から借りてきました(^^;)。モジュラジャックの接続には専用工具を使う場合もあるみたいですが、今回は松下電工の工具不要・手で押さえるだけの配線器具を使いました。これ簡単でよいです~。
# スキャナの件はUSBを抜いたり差したりしてたら動くようになりました。ただの接触不良だったようです(汗)