ひとりごと

新しい記事:[1126]  古い記事:[1124] 表示単位 :

ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2004/02/24 (火)

・ なんちゃってサブドメイン

以前 ご家族様用の独自ドメインでダイナミックDNSを申し込んだときに気づいたのですが、CNAMEにワイルドカードを適用するってのもできるんですねー。たとえば、うちの場合は toriyu.dd.que.ne.jp が利用しているドメイン(但しこの場合はサブドメイン)なのですが、ワイルドカードでマッチするとなると、www.toriyu.dd.que.ne.jp でも ftp.toriyu.dd.que.ne.jp でもちゃんと正引きしてアクセスできることになります。

てことで面白そうなのでアイネットディーにお願いして(←手数料¥500)ワイルドカードにマッチするように変更してもらいました。これで、ドメインの前に何をつけてもDNSではT20サーバを指してくれます。

さて、同じものを指しても面白くないので変えるともできるのかな~とおもって Apache の説明書を見てみると、バーチャルホストという機能があって、振り分けすることもできるのだそうです。

  1. http://toriyu.dd.que.ne.jp/
  2. http://takatani.toriyu.dd.que.ne.jp/
ひとつめの例はいつものうちのページのサイトトップです。Locationにて壁紙工房ミラーへと自動的に飛んでいきます。二つ目はテスト用に書いたバーチャルホストです。中身は何もないのですが、とりあえずそれなりに分けることができることは確認できました。まぁ理屈自体は面白みも何もないのですが、普通の端末型IP接続で普通のダイナミックDNSを使っているにもかかわらず、'http://ドメイン/~takatani/' の代わりに 'http://takatani.ドメイン/' という形も実現可能なのね~というところに感心してしまいました。

ちなみにワイルドカードに変更した最大の目的は、こうしておくとLANの中にあるFreeBSDホストからメールを送ることができるからなんですね。例えば thinkpadにFreeBSDを入れたとすると、我が家では takatani@thinkpad.toriyu.dd.que.ne.jp というメールアドレスが出来てしまうので、よそには出せないメールになってしまいます。その点ワイルドカードにしておけば、なんちゃってサブドメインでもMXがちゃんと引けるように見えるので Sendmail の設定をマシンごとに行う必要がありません。受信に関してはT20サーバに全部入ってくるから都合が良いし、その気になればさらに振り分けることも可能なはずです。

□ 関連記事

[つっこみ]

新しい記事:[1126]  古い記事:[1124] 表示単位 :
※このページへのリンクは自由です。リンクの方法については[つっこみ]で表示されるページの最後をごらんください。
たかたに(takatani@mars.dti.ne.jp)