突然ですが、わたしはネチケットという言葉がきらいです。古くはパソコン通信とかusenet で用いられていたのだと思いますが、最近ではWWWとか電子メールとかを利用する上での決まりごとを言うようです。
私の知るネチケットというと、『トラヒックの浪費なのでシグネチャは○行以内に』とか『sunで印刷するとコケるのでWWWで1バイトかなは使ってはいけない』とかなのですが、本来こういう制約は存在するべきではありません。
さて、最近はインターネットもずいぶん大衆化がすすみまして、回線やソフトウェアの耐性も上がった為に存在すべきでないネチケットの多くは意味を成さなくなっています。私がこの言葉がきらいなのは、こういう状況にもかかわらず事あるごとに『ネチケットが云々』というひとがいっぱいいるからなんですねー。いや、ほんとは少数なのでしょうが、声が大きいとたった一人でもよく目立つのです。
そんなわけで、かくかくじかじかと大げさに書いているページはあまり中身を見ないのですが、ちょっと気が向いてWWWページの管理人さんがぺたっとリンクを張っているところをうろうろしてみました。そこでみつけたおもしろいところ。
『同人ネットマナー』 ミモザさん |
最近はネットマナーということばもあるのですね。ここでのくだりを少し引用。
「マナー」とは「他人に押しつけるもの」ではなく、「自分自身が心がけること」です。う~ん、すばらしいです。私が持ってた違和感というのはまさにこれ。何故か世の多くのネチケットサイトは決まりごとを人に押し付けようとするんですねー。
そして掲示板編のところで書かれている一行。
常連も、一見さんも、同じ訪問者なのです。これこれ、だいじですねー(しみじみ)。
余談ですが、私が何年かWWWページを運営していて気づいたこと。時々掲示板とかメールで質問やご意見が来るのですが、下記のようなものはあらかじめ答えを用意しておいたほうが対処が楽でブレもないので便利です。