お絵かきについて思うところを少し。現在考えていることなので、過去に書いたことと矛盾しているところがあるかもしれませんがあしからず。
- 下書きは時間をかけなければならない
- たまにスラスラ書けるときもありますが、だいたいはダメなところを直しつつ書き進めなければまともな絵になりませんね。最近は慣れてきてラフから直接ペン入れするときもあるのですが、ラフ画は上手に書けたように錯覚する場合が多いので 概して良い絵にはなりません。やはりきっちり線を整理した後でペン入れするのが良いです。
また、ある程度書き込まないと良いか悪いかの判断なんて出来ないので、ボツ画かどうかの判断はペン入れ後か色塗り後にするのが適当でしょう。
- いい感じで絵が描けるときは続けて描くと量産できる
- 私は描いた絵を見るのがすきなのですが、見てないで描いたほうが良いようです(笑)
- ペン入れには5分ぐらいウオーミングアップが必要
- 上手なひとはともかく、私の場合は急にペンを持ってもしばらくは下書きの通りの線が引けません。ということで、下書きの最終段階の線の整理(鉛筆入れ^^;)に続けてペン入れすると線をひくことに関してはうまくいくようです。
- インターネットで得られる絵の感想は役に立たない
- これは『身内の酷評こそ核心をついている』のと『他人から批判されると頭にくる』のを重ねて考えればあたりまえの話です。相手が怒るようなことは普通言いませんから、おのずと感想は偏ったものになります。
- 説明が必要な絵ではいけない
- やはり文章で説明できるようなことは絵の中で説明したいですね。説明無しですべてが伝わるのがよいとおもいます。
- 継続してなんか描く
- なんか描いてないと確実にやる気がなくなってきて画力も低下しますね、私の場合。
- 描きやすいものではなく描きたいものを
- 大量生産中はついつい描きやすい絵になりがちなのです。でもこれはだめですね、ふと気づくと同じような絵が並ぶ結果になります。描きたいものを先に決めてから、うまく描けないのなら資料を探すとかのアプローチが必要でしょう。
ということで、思うところをつらつらと書いてみました。ぜんぶ耳が痛い内容です(笑)。よく『絵を描くには才能はいらない』と言いますが、最近しみじみと実感しております。世の中のさすらいのお絵かきさんは私よりもずっとずっと上手なのですが、この人たちって何年から何十年も訓練を重ねて上手になってるんですねー。わたしも もっとがんばって上手になりたいところです。