前回はカーナビのバックアップに ThinkPad のウルトラベイを使おうとして敗退したわけですが、今回はUSB-HDDユニットを用いてみました。といってもいきなり本番の前にどーでもよいハードディスクを使ってUSB-HDDユニット自体の接続試験からです。
まずはおもむろに繋げてみる。
umass0: CENTURY corporation MFD25/35, rev 2.00/1.01, addr 2あれまー、エラーがでてますよ・・・。と思ったのですが、よく見ればda0は正常でda1がエラーのようで。そういえばこのユニットはメモリーカードリーダにHDD接続機能が付いたものでした。メモリーカードを差していない場合はこちらはエラーになるのでしょう。
da0 at umass-sim0 bus 0 target 0 lun 0
da0: <IC25N030 ATDA04-0 DA4O> Fixed Direct Access SCSI-2 device
da0: 1.000MB/s transfers
da0: 28615MB (58605120 512 byte sectors: 255H 63S/T 3648C)
da1 at umass-sim0 bus 0 target 0 lun 1
da1: <Century MFD25/35CardSlot 0000> Removable Direct Access SCSI-2 device
da1: 1.000MB/s transfers
da1: Attempt to query device size failed: NOT READY, Medium not present
(da1:umass-sin0:0:0:1): READ CAPACITY. CDB: 25 20 0 0 0 0 0 0 0 0
(da1:umass-sin0:0:0:1): CAM Status: SCSI Status Error
(da1:umass-sin0:0:0:1): SCSI Status: Check Condition
(da1:umass-sim0:0:0:1): NOT READHY info?:f000000 asc:3a,0
(da1:umass-sim0:0:0:1): Medium not present
(da1:umass-sim0:0:0:1): Unretryable error
Opened disk da1 -> 6
ということで、fdisk にてda0を見てみますと、このハードディスクはWindowsXPがインストールされたもので NTFS にてフォーマットされているようです。試しにマウントしてみました。
# mount -r -t ntfs /dev/da0s1 /mntおーー、ちゃんとみれますよ。正常動作しているみたいですね。
続いて転送実験してみました。
# cp /dev/da0 ./da0.img動いているようですが、30GBのハードディスクで2時間ほったらかしても終わりません。うむむ、USBだから遅いのは当たり前なのですが、どれくらい遅いかちょっとはかってみましょう。
# dd if=/dev/da0 of=/dev/null bs=64k count=1000えーと、1043258bytes/secということは、だいたい1MB/sですか・・・。てことは、30GBの転送には約8.3時間かかるんですか? そりゃー終わるわけがないですね(笑)。カーナビのハードディスクは20GBですがこちらにしても5.5時間ぐらいかかるわけで、実際の転送テストは相当ひまな時でないとできそうにないですね(^^;)。 # USB2.0なPCに接続すれば多少早く終わるかもしれません
1000+0 records in
1000+0 records out
65536000 bytes transferred in 62.818593 secs (1043258 bytes/sec)