会社サーバーのオマケで付いてきたDDSオートローダーですが、当初バックアップはATAドライブで行うつもりでしたが、まぁ動くのであればDDSでも良いかな~と思っております。ということで使い方の練習です。
カーネルからは
sa0 at ahc1 bus 0 target 4 lun 0として認識されており、読み書き他は /dev/nsa0 を使用できます。で、ロード・アンロード・テープの交換などは mtxから /dev/pass1 を指定すると動きます。/dev/pass2 も使えるみたいなのですが、どう違うのかわかりません(汗)。以下は困ったときのための覚え書き。
sa0: <HP C5713A H004> Removable Sequential Access SCSI-2 device
sa0: 40.000MB/s transfers (20.000MHz, offset 32, 16bit)
pass2 at ahc1 bus 0 target 4 lun 1
pass2: <HP C5713A H004> Removable Changer SCSI-2 device
pass2: 40.000MB/s transfers (20.000MHz, offset 32, 16bit)
マガジンの1番に入っているテープをロードする。
ロードされているテープをアンロードする。テープをロードした後、続けて別の番号のテープをロードする場合は一旦 unload する必要がある。
テープの状態を見る。と言いたいところだけれど、実際に表示される項目はいつも同じなので役に立たない(笑)。テープがロードされていない時は 'mt: /dev/nsa0: Device not configured' のエラーが返る。
'hardware block location'の数値が返ってくる。テープの初めが0で進むにつれて数値が大きくなることまではわかるのですが、最後の数値がよくわからないので、テープがどこまでつかえるのか不明(笑)。テープの途中で取り出そうとしても巻き戻しされちゃうのですが、ドライブ本体のLCDには現在位置表示みたいなバーが表示されていまして、ハードディスクのフルダンプ後でバーの半分ぐらいまでしか使っていないみたいなので、一回のダンプで一杯になることはないかな~という感じです。
他の使い方はDLTとおんなじような感じです。いろいろ遊ぶために研究の為に、会社のお金でテープを6本+クリーニングテープ1本お買い上げ。本体前面には「一週間に一回クリーニングしろ!!」と書いているのですが、どうなんでしょうね?マガジンの一つに放り込んでおくだけなら手間はかからないので、入れておいてcronで動かすのが良いかな? となると残りの弾数は5なので毎日バックアップするにはちょっと足りない。土日の終業後はあんまりデータが増えてないと思うので、それ以外の日にフルダンプということにしておきましょうか。
フルダンプがテープ一本に納まるので、オートローダーを使えば数日間の完全な記録が取れるという点ではなかなか良いかな~と思っています。残る唯一の問題は
テープドライブが壊れた時にテープからリストアする手段が無いということ(^^)。先にテープドライブが壊れた場合は良いですが、RAIDが先に死んでからテープドライブが死んでいることを発見した場合は成す術なし・・・。そういう点ではハードディスクへのバックアップの方が使い勝手が良いかもですね。