Beta版ですがサービス自体はだいぶ前から開始されているGMail、招待制を取っていたので入れなかったのですが、登録制になったみたいなので試しに使ってみました。
気になる使用感ですが GoogleMapのようにJavaScriptを巧みに利用して使いやすく仕上がっています。すべてサーバーでまかなえばブラウザ依存が無いので確実ですがレスポンスが悪くなります。逆にブラウザに頼りすぎると動かない環境が続出したりHTMLの転送で必要以上に時間がかかったりします。GMailはそこらへんがかなりバランス良いなーと思います。
でもって関心したところ
最初の図は画面サイズいっぱいに広げた場合、2番目は横幅が画面の1/3ぐらい(私が通常使用する大きさ)なのですが、どちらもスクロールさせることなく左側の選択肢から右側の時刻まで表示されています。画面サイズによってサブジェクト/本文の先頭の表示幅がダイナミックに変化する仕組みなんですねー。いやはや、JavaScriptでこんな芸当ができるとはちっとも知りませんでしたよ。
ということで下記はGMailの特徴と使ってみての感想。ただし、私は他のフリーメールは好きじゃないので使ったことがあまりなく、他と比較してどうこういうのはよく判りませんのであしからず。
さて、GMailにはいちおうめいわくメールフィルタが付いていまして、勝手に「迷惑メール」の入れ物に入ってくれます。これがどれくらい使い物になるのかな~ということで9日間テストしてみました。その結果です。
受信迷惑メール総数 1208通
フィルタで除去できたメール 1107通
受信トレイに入ったメール 101通
うーむ、フイルタ除去率は91.6%ですので数字だけ見れば性能が良いようにも見えるのですが、11.2通/日 の迷惑メールを目にするというのはあまり優れているとは言えません。迷惑メールの各々について「迷惑メールを報告」ボタンを押せばGoogleに情報を送信することができるみたいですが、9日間使っても通過率は特に変わっていませんからアカウント個々に学習するという機能はなさそうです。まぁすり抜けたメールはほとんど中国語?(gb2312)でしたのでContent-Typeを見て振り分けることができれば解決しそうです。とりあえず今はプロバイダから転送する時にフィルタしています。
# ちなみにSpamAssassin+bsfilterではこの間一通もspam
が素通りしませんでした。参考まで
現在おうちでは Thunerbird を使っているわけですが、受信がメインのライトユーザーです。そんな私が GMail を使った感想は 「Thunderbird いらないんじゃ?」です(笑)。GMailの場合は自宅でも出先でも未読管理が統一できるし、ccしなくても送信履歴もちゃんと残るし。加えてPHS環境においても巨大添付ファイル付きメールが送られてきても見なければ良いだけなので特に困らないんです。そして途方もない容量が使えるのでこまめに削除する必要もないと。さらに、プロバイダとか自宅サーバはよくコケることはあるけどGoogleがコケてるというのはあんまり聞かないし。
障害時のバックアッププランとしてアカウントを作成してみたのですが、逆にこっちをメインにするのもいいかもしんない(^_^)。
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09/03 | ( Y.Kumagai ) |
流行のAjaxとかその辺ですかねぇ。表示幅もJavaScriptですか? 画像を見た感じCSSだけで十分です;^^) white-space:nowrap; overflow:hidden; width:auto; で同じことが(ry | |
09/03 | ( たかたに ) |
あれ?そうなんですか? 大ウソ書いてましたね(笑)←笑ってごまかす |