『Pentium4はヒートシンクを取り外しても動作しつづける』というのがどうも気になったので、ちょっくら試してみました。このヒートシンクは構造上 一瞬に取り外すのは難しいので、外した状態から電源投入(正確にはSTRからの復帰)してみました。
ファンレスで動かしてもぜんぜん高温にならないWindows2000のアイドル状態ですが、ヒートシンクが無い場合は電源を入れてから急速に温度が上がっていきます。CPUの表面温度を測る温度計は持ってないので指で触った感覚(笑)ですが、一応触れたので数百度には達していないでしょう。で、Painterを動かしてみましたが特に問題なく動きます。『Pentium4はヒートシンクがなくても動くのか!?』と思っていたところ、電源投入から2分くらいでマウス等が動かなくなり(おそらくハングアップ)、十数秒後に電源が切れました。やはりヒートシンクは必要なようです(ぉぃ)。その後ヒートシンクを再び取り付けて動かなくなっていれば笑いのネタだったのですが、幸いにもちゃんと動きました。ヨカッタヨカッタ・・・。
さて、例の記事では『ヒートシンクを外すとCPUはスローダウンして表面温度は29℃』となっていましたが、私がちょっと試したところでは『CPUはスローダウンせずに表面温度はかなり上昇(少なくとも60℃は上回っている)』となりました。CPUの形状が違うとはいえコアと信号は同じはずですので、挙動の違いはマザーボードによるものかもしれませんねぇ(うちのマザーはintel D850MVL)。個人的にはヒートシンクを外したときに遅くなってくれたほうがありがたかったのですが、まぁ止まったあと電源が切れるのであればこれはこれでわかりやすいので対策がとりやすいかな。少なくとも煙を出して燃える可能性は低そうなので一安心です。