発売日に日付指定便で届きました。てことでちょこっと使ってみた感想などを書いてみます。詳しい(正しい)ことは300を越える新機能(^^)に書いていると思うのでそちらを参照してください。
- BootCampはちゃんと更新された
- ベータ版で使用期限が過ぎていたBootCampアシスタントは自動的に更新されて、無事Windows領域を削除できました。ただ、上の操作をして気づきましたが、MacOSXがHDDの領域を40GBも食ってました。とほほ、20GBぐらいしか使っていない気分でしたが結構音楽とか動画とかで使ってるのね。
- ターミナルでlsの結果が出力されない
- はじめ意味がわからなかったのですが、'ls'を実行しても何も出力されません。wcにパイプして数えてみるとなんか出てるのはずなのに表示されない・・・。てことでいろいろ追っかけてみると、ターミナルの環境設定が新しくなってて「LANG環境変数」に'ja_JP'がセットされてました。ふむふむ、これが合ってなかったのね。とりあえずチェックを外したら今まで通り「文字化けしてるけど表示はされる」状態になりました。(FreeBSDにログインするのでEUCで使ってるけどMacOSではUTF-8なのでこれでOKなのです)
- Stackは割と便利
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これまでのDockと見た目は変わんないのですが、右の方に横断歩道ができて、その右側がStackになったようです。ここにディレクトリを引っ張ってくると、押したときに展開される Stack となります。「ダウンロード」という用途が初めから設定されていますが、いろいろ使い道がありそうかも。右図はアプリケーションを入れてみた例。名前がわかっている場合はこの状態からキーをたたくとインクリメンタルサーチがききます。これまで[Finderを起動]-[アプリケーションを選ぶ]-[Finderを終了]としてたのでずいぶんステップが省略できそうです。
- プルダウンメニューが半透明に
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こちらはどうでも良い機能ですがなんか綺麗なので。単に半透明になっただけじゃなくて、メニューが擦りガラス風になっていて、背景がピンぼけ気味になります。すごく重くなりそうな処理だと思うのですが、実際には重さは微塵も感じないところがすごいです。
- 日本語入力モードで^b^f^a^e等のカーソル移動ができない
- 不具合なのか仕様なのか不明。 一旦英数モードにしないといけないので付箋やCaminoで入力時にとても使いにくいです。どこかの設定項目で変更できればよいのですが。
- FinderにSMB共有が表示されるようになった
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ゲストアカウントでの接続はものすごく便利になりました。何もしなくても左に共有名が表示されているので、それを押すと勝手につながります。ただ、最近は動画の転送をPodcastに切り替えたのであんまり使うことはないかも(苦笑)。
- Xが勝手にインストールされるようになった?
- 以前の版(10.3)では別のディスクを使わないと入らなかったのに今回はディスク1枚しかないので「あれ?」と思いました。デフォルトでインストールされるようになったのかな? 使ってないのでどっちでもよいのですが(^^)。
- タイムマシーンには外付けドライブを使う
- あわわ、同一HDDの特定領域を使うのかと思ってましたが違うのですね。直接USB等で接続されたドライブ又はLeopardの共有フォルダが対象なのだそうです。MacBookProの中にはそれほど大事なデータは入ってないけどバックアップ目的にUSB-HDDを一つ用意しておくのも悪くないかな~。
- CoverFlowがアツい!!
- すごくちっちゃい画面になっちゃうのですが、実は動画の中にある再生ボタンを押すと、このちっちゃい状態で動画が再生されます(笑)。
もう少し実用的な所では、CoverFlowであろうがリスト表示であろうが、スペースキーを押すと右図のようにおっきいプレビューがポップアップ表示されます。で、矢印のところを押すとフルスクリーン表示も可能です!! こっ、これは便利ー。QuickTimeを起動すると時間がかかるのですが、このプレビューなら一瞬です。もちろん画像のプレビューもできますし、ちゃっかりデスクトップ上とかでも機能したりします。個人的にはLeopardでいちばん良くなったところじゃないかなーと思います。
- スリープ復帰が早くなった
- 画面が表示される時間はさほど変わらないのですが、画面が表示されてすぐに使用可能になりました。これまではその後3秒程度待たないとネットワーク(有線)が復帰しなかったので。
あと細かいところではインストールしているDashboardのうち幾つかで表示が崩れたり動かなかったりしましたが、作者の環境がLeopardになれば修正されることでしょう。
ちなみに300の新機能のうち意味がわかんない事項
・Dockで簡単な作業を自動化
Dockのアイテムはまるでバネ仕掛け。ファイルをドラッグしてDockのアプリケーションの上に移動し、スペースバーを押すと、アプリケーションが瞬時に開きます。
ん? Dockのアプリケーションの上にファイルをドラッグして手を離したら普通にアプリケーションが起動しますよね? スペースバーって何だろう?どういう操作のことを指してるのかよくわかんないです。
てな感じで思いついたことをつらつら書いてみました。私はライトユーザーなので目に見える部分しかわかりませんが、それだけでも結構変わってますね。ただ、変わっているとは言ってもぱっと見には同じように見えますし、新機能であっても特に操作に困らない点ではうまいこと考えて作られているのだなーと関心してしまいました。MacOSの場合、Windowsのサービスパック待ちと違ってちょこちょこと修正パッチが出るのでヒトバシラーになってもそれほど実害はないところも良いですね。