ちょっと思うところがあって、マクロレンズをお買い上げ。どれにしようかだいぶ迷ったのですが、予算と操作性のバランスをとって定評のあるタムロン AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 を選択、¥34,960也。
マクロレンズの役目は小さいものを大きく写すこと。D40に付いてるキットレンズはずいぶん近くまで寄れるので普通の散財アイテムは全部これで撮影できるのですが、1~2cm大の小物を撮ろうとすると近くに寄り切れないんです。D40がそこいらのコンパクトデジカメに負けているのは「携帯性」と、この「近接撮影」です。ただ、そうは言ってもレンズ交換式ですので、近接撮影に強いレンズを付けてしまえば撮影可能になります。そういうわけでマクロレンズを調達してみました。
実を言うと、D40というのは普通の一眼レフカメラに付いているオートフォーカス駆動用のモーターが付いていません。代わりにレンズ内に超音波モータを内蔵してオートフォーカスを利用しています。この方式は比較的最近になって普及価格帯に降りてきたものらしく、静かで高速ではあるものの種類はそう多くありません。今回購入したレンズもオートフォーカス対応ではあるものの、モータは内蔵していませんのでD40ではマニュアルフォーカスでしか使えません(笑)。まぁ至近距離で撮る分にはどうせマニュアルでしか使わないだろうからと割り切っての購入です。
ベランダにあった草 | ベランダにあった花 |
サイフ | レンズキャップ |
いやはや、作例がなんか芸術性のカケラもないもので申し訳ないです(^_^)。試しに使って感じたのですが、90mmのレンズは長いですね。手持ちが厳しいです。上の二つは外だから十分なシャッタースピードが確保できたのですが、室内撮りではちょっと使えないかもしれません。スピードライトを使おうにも、シャッタースピードが1/60sになるだけですから、90mmの安全圏に到達するわけでもありません(^^)。明るいところ専用または三脚必須という感じでしょうか。もしくは気合で数打ちゃ一つぐらいは使えるのがあるかもってことで。
ところで、マクロレンズは前からほしいなーと思っていましたが、それなりの価格ですので先に「クローズアップレンズ」なるものを買いました。
普通のレンズの先にフィルタのようにして付けるとマクロレンズの代わりになるというブツです。無知な私はこれを付けると像が大きくなるのかと思ったのですが、じつはそうではなくて 取り付けることによって普通はピンボケしてしまう近距離まで寄って撮影できるということのようです。まぁ確かに取り付ければ至近距離でも撮影できるようにはなったのですが、ちょっと(かなり)問題があったのです。
左が標準ズームレンズにクローズアップレンズを取り付けたもの。右は今回購入したマクロレンズで撮影したものです。縮小画像ではわかりにくいかもしれないので、部分的に拡大。
私が購入したレンズとの相性が悪かったのかもしれませんが、左の絵はなんだか白黒のはずなのに変な色が化けて出てきてるんですねー。望遠レンズに取り付けると今度は曇った感じにしか写らないし、結構前に買ったのにぜんぜん使ってませんでした。
ということで、スナップ写真にも使える標準レンズ・遠くを撮るための望遠レンズ・小さいものを撮るマクロレンズが揃いました。あと足りないのは腕だけですね(T^T)。