サーバーの省電力化には失敗したので、今度は別の手段。次のターゲットは「お絵かき機兼深夜アニメ録画機」です。
こっちの機械は一日中通電しているわけではありませんが、お絵かき以外にも各種作業で使っており、通電中の消費電力はサーバーの 85Wよりも大きい110W程度となっています。以前はそんなに使う機会は無かったのですが、最近は電源入れっぱなしなことが多いです。理由はたぶん「デジカメの画像を転送する」から。撮った写真はすべてこのPCのPicasaで取り込んで同じところに保管しています。当然電源を入れないと使えませんし、散財記録の作成中はずっと通電中になります。
iPhoto6 |
ということで、消費電力が比較的小さい MacBook Pro で写真を管理してみることにしました。PicasaはMacではリリースされていませんから、他の手段を使わないといけません。「Finderでがんばる」「Capture NXを使う」などの選択肢もあるかと思いますが、一通り試してみてたどり着いたのはやはり「iPhotoを使う」こと。初代MacBookProに付いてたバージョンなので、iPhoto6とちょっと古いものです。 Picasaに比べてファイルの取り扱い方がずいぶん異なるのですが、iTunes と同じと考えればなんとか理解することができました。
iPhotoの特徴は下記のとおり。
iPhotoは人によって「とても便利」だったり「使い物にならない」と両極端なソフトウェアだと思いますが、その分かれ目は(2)が納得できるかどうかだと思います。たとえば PicasaやViewNX のようなプログラムで画像管理をすでにやっていて、iPhotoの一部機能を使ったり単なるビュアとして使いたい場合、iPhoto はとんでもなく不便なソフトウェアになります。
ところで、iPhotoを使っていて一つ困ったことがあります。それは「縦位置撮影された画像をどうするか?」ということ。(3)の機能によりファイルを取り出すことは出来るのですが、取り出したファイルはカメラから直接取り込んだオリジナル画像ではなく、Macが取り込み時にExif情報を元に回転した画像となります。従って MakerNote のレンズ情報なども消えています。消えても事実上困ることはないのですが、このページの写真で縦位置分だけレンズ情報などが表示されないってのもなんか変てこです。幸い iPhoto でも Finder でオリジナルファイルの入ったフォルダを開くことはできますので、今のところは元のファイルを引っ張ってきて CaptureNX で(回転して)保存するようにしています。うちの画像表示スクリプトで縮小画像についてはExifの回転情報を見るようにすれば CaptureNX も不要になるかもしれません。サムネールからオリジナル画像を引っ張ってくる方法があればいちばん手っ取り早いのですが、残念ながら説明書を見る限りそういう方法はなさそうです。
てな感じで、悪戦苦闘の末ですが、なんとか画像管理をWindowsからMacに持ってこれました。写真のライブラリは現在10GB以上、これからもどんどん増えるはずなのですが、これまでと違うのは「消えると悲しい」ことですね。Macに入れとけばタイムマシーンで勝手にバックアップされるので、とっても安心できます。
12/14 | ( 通りすがりさん ) |
物欲番長にご提案申し上げます。 D90に装着可能なGPSユニット[GP-1]が発売されます。 野外撮影などの写真に撮影場所の地図を自動リンクさせてみてはいかがでせう? You can do it! | |
12/14 | ( たかたに ) |
うむむ、GPSユニットですか。旅行やハイキングが趣味の人はなかなか便利なアイテムだと思うのですが、私の場合はおうちの中がメインの撮影ポイントであって・・・ てゆーか物欲番長て(T^T) | |
12/14 | ( 通りすがりさん ) |
物欲番長に言い訳は要らぬっ!便利かどうかは購入を決定させる動機たらず!! GPS情報を使って、まだ誰も実現していない面白い事が出来るか?それが重要なのでは?面白くなかったなら、売っちゃえばOKよ~ん。 ささ、「世界初」でWEB上で自動で地図にリンク出来るようにしてみよう!!世界初のチャンスは発売直後「限定」でござるよ。 |