発売からずいぶん月日が経過していますが、iPhoto目当てでお買い上げ。Apple Storeにて ¥9,800也(←結構高い!!)。
MacBookProを買ったときに iLife'06 が入ってたので iPhotoも古いバージョンは持っています。06→08の変更箇所を iLife'08 のページで調べてみてもそんなに大きな改善項目は無く、逆に iPhoto のライブラリが Finder で見られなくなるなどの改悪(?)項目があるらしいので、今まで手を出していませんでした。
しかし、iPhotoの新しい版には実はスゴい改良が加えられていたのです。
これは写真の情報を表示したところ。フルスクリーン表示で「シャッタースピード」「絞り」「焦点距離」「ISO感度」などを見ることができます。これってスゴい!! てゆーか、なんで古い iLife'06に付いてたやつはできないの~(T^T)? とずっと思ってたこと。偶然 WWW をうろうろしてたら新しい版だと可能なことを知って即購入です(^_^)。さすがにレンズ情報までは出ませんが焦点距離と最大絞りがわかればほぼ特定できますし、わざわざ一覧に戻って [cmd]+[i] を押さなくちゃいけない旧版とでは大違いです。
続いて新機能のイベント一覧表示。てゆーか、イベントごとにまとまってるのは特に新しいわけでもなんでもなくて、もともと「フィルムロール」というもの(実体は単なるディレクトリ)が「イベント」に名称変更になっただけのようです。ただ、Picasaでやってたディレクトリ単位の作業・閲覧が iPhoto ではアルバム全部を相手にしなくちゃいけななくて使いにくかったのですが、新しいのではイベントの中に入れば全選択でイベント分だけ選択されたり、フィルムロールに比べると移動やリネームの機能が大幅に増強されたので使いやすくなりました。基本性能はあんまり変わってないみたいなのですが、使い勝手は新しいやつの方がずいぶん優れていると思います。
でもって右図が "/Users/takatani/Pictures/" をFinder で表示したもの。"iPhoto Library" に特別なアイコンが割り当てられて、これを開こうとすると iPhoto が起動するようになりました(笑)。ただ、ターミナルから cd で追っかけていく分には普通に表示されますし、前に作ったレンズ情報コピーのワークフローも無修正で動きました。単に Finder での表示を制限しているだけのようですね。もっとも、Finderで表示させるにはこの状態から「パッケージの内容を表示」すればよいだけですし、iPhotoからでは「ファイルを表示」「オリジナルのファイルを表示 」が引き続き使用できますから、仕様変更の理由は単に「ライブラリのことを知らない人がうっかりいじくるのを防ぐため」のようです。
ということで、iPhotoしか使わない私にはちょっと価格が高かったのですが、iPhotoの出来栄えはなかなか良かったです。でも iLife'08の発売は2007年の8月、その前の iLife'06は2006年の1月なんです。来年早々に iLife'09 が出るのでしょうか? そしてやっぱり買うのでしょうか?(T^T)