ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2009/03/03 (火)

・ iSCSIでタイムマシーン

これまでさんざんほったらかしにしてきたのですが、けっこう便利っぽいなーということでiSCSIを使ってみることにします。

前述のとおり、別途ソフトウェアを用いればMacOSXでもiSCSIなドライブが利用できます。前に試した時はistgtではターゲットが見つからなかったのですが、またまたaoyamaさんとこのが新しくなっていて今回の版はターゲットが表示されるようになってました。なんかスゴいなー。ただ、実際に接続してみるとドライブとしては認識されずにMacOSXが止まってしまうので、今回はiscsi-targetで実験です。

090303-1

FreeBSD側はZFS Rootな環境ですからタイムマシーンのドライブもZFS上に作りたいところですが、残念ながらプールの空き容量は64GBしかありません。MacBookProのディスクは現在73GB使用しているのでこれでは入りません(^_^)。ということで、手元にあった160GBのSATAドライブを新たに接続(/dev/ad3)して使うことにしました。

-targets
extent1         /dev/ad3                0               164694749184B

# target        flags   storage         netmask
target1         rw      extent1         192.168.24.0/24

じつは容量の指定方法を間違えまして、ホントはデバイスの容量を入れたかったのですが、fdisk ad3 でたまたま表示されたセクタ数に512を乗じた数をいれちゃいました(これだと先頭のパーティションサイズ)。実際の容量よりも少なければ特に問題は生じないでしょう(^^)。

で、MacOSで接続してみるとこんな感じになります。

iSCSI Initiator

続いて領域確保

ディスクユーティリティ

うちのタイムマシーンディスクの恒例なのですが、MacOSX DVD用のパーティション(8GB弱)を作成してインストールDVDをそのままコピーしておきます。GUIDを指定してDVDを入れておくと、いざという時にMacOSのインストールDVDが見つからなくても(^_^)確実にリストアできます。マウント時に表示されるのがじゃまな場合は /etc/fstab で呪文を唱えれば平常時は自動マウントしないように設定もできます。

タイムマシーン

でもってタイムマシーン稼働状況。

なんか説明が淡々としていますが、特に取り上げて書くほどのUSBドライブとの違いがありません。いやはやこれはなかなかいいですね。今回のように物理ディスクをそのままiSCSIのドライブとして割り当てた場合、有事の際にはこのドライブを取り外してMacBookProにUSB接続することでブートもリストアも簡単にできるというメリットがあります。少し実験したところでは「自動バックアップ」「スリープ移行」「スリープからの復帰」「復帰した際の自動バックアップ」など特に問題なさそうなので、一度リストア試験をして問題なければ常用してみようかなーと思います。

□ 関連記事

[つっこみ]
03/03( Y.Kumagai )
そんなワザがあったとは!?Σ( ̄□ ̄;) > DVDをそのままコピー
03/04( たかたに )
必要な時にインストールDVDが見つからない悲しさといったら(笑)
ちなみに、DVDのコピーはディスクユーティリティで「復元」を選んでソースにDVD、復元先にHDDのパーティションをドラッグします。毎回行っている作業なのに毎回操作方法を忘れて困ります(^_^)。
[つっこみ]

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たかたに(takatani@mars.dti.ne.jp)