7-STABLEのソースツリーを更新してみると mergemaster が新しくなっていました。diff で見てみると -F というオプションが新設されています。
-F If the files differ only by VCS Id ($FreeBSD: src/usr.sbin/mergemaster/mergemaster.8,v 1.36.2.2 2009/03/21 22:32:53 dougb Exp $) install the new file.
ファイルの前の方に付いてる文字列(CVS ID と思っていたけど VCS - Version Control System - なのですな)だけが異なる場合に新しいファイルを勝手にインストールしてくれるオプション。これはなかなか便利そうですね。
これまでも /etc/mergemaster.rc に DIFF_OPTIONS='-I$FreeBSD:.*[$]' 等と記載することで差異がないように振舞うことはできたのですが、この場合は同一と見なされてインストールされないので、結構便利な -U オプションの登場によって /etc/mergemaster.rc には何も書かないほうがかえって使いやすいということになっていました。
ということで、どうやら 7.2 からは
# mergemaster -UiF
というのがお決まりの呪文になりそうですね。