ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2009/05/25 (月)

・ HDDを増強してみる

いろいろ遊んでみて仮想化はうちには向いてないということがわかりましたので、500GBのHDDは素直に自宅サーバにくっつけてあげることにしました。もはやESXiの導入は無いので、RAIDカードは新調せずに ZFS mirror です。

# zpool list
NAME                    SIZE    USED   AVAIL    CAP  HEALTH     ALTROOT
tank                    465G   59.3G    406G    12%  ONLINE     -

いやはや、今まで160GBだったのでなんとも広々です。実はお絵かき機をiSCSIブートしようと試みたのですが、残念ながらVistaのiSCSIブートはうまくいきませんでした。単純にパーティションを持っていっても起動途中でブルースクリーンになるのですが、修復セットアップをしようにもDVDのインストーラがiSCSIドライブを見つけてくれませんでした(T^T)。

ちなみに、うちのサーバは起動用USBメモリ(UFS)に /boot を入れた ZFSルートとなっているのですが、160GB→500GBに入れ替えてみて気がついたことなど。

というところ。ML110G5のSATAインタフェイスはホットプラグに対応していないのでどうしてもシステム停止が伴うのですが、停止時間は物理的につなぎかえるための時間だけなので極めて短くて済み、zpool replace はサービス提供中でもまったく問題ありません。対してUFSでのハードディスク増量では安全を期す場合、dump/restoreの間中停止しておかなければなりませんから停止時間は1~2時間では済まないこともあります。実績とか少ないメモリで動くとか、UFSにもメリットは存在するのですが、ZFSは一度使ってみるとやめられませんな。

最近 では ZFS Boot にも対応しているようですし(MBRはどうなるのだろう?)、あとはDVDのインストーラが対応してくれればZFSの敷居はぐんと低くなりそうですね。

[つっこみ]

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たかたに(takatani@mars.dti.ne.jp)