先日NICを調達して不死鳥のごとく蘇った・・・はずのネットブックなのですが、どうも調子がよろしくなくてバックアップがいつまで待っても終了しません。ということで、ネットワークの速度を計ってみました。
[測定方法]
クライアント(Windows7の深夜アニメ録画機)のExplorerを使ってWHSの共有フォルダとデスクトップ間で約15MBのファイルコピー。コピー開始時にストップウォッチを押してコピー中のポップアップが消えた時までを測定。
まずは壊れてると思われる内蔵LANから。
WHS→クライアント | クライアント→WHS | |
---|---|---|
内蔵FastEthernet | 5分経っても終らず。 表示は12KB/s | 56秒 |
もう開いた口がふさがりません。100Mbpsのネットワークだと理論的には2秒もあれば転送が終るはずなんですけどね。5分て・・・。
で、気を取り直してUSBのNICを測定。
WHS→クライアント | クライアント→WHS | |
---|---|---|
USB-NIC | 3.6秒 | 16.3秒 |
先ほどよりは良くなりましたが、上りと下りの差が大きすぎるかな。導入時の試験ではMacからQuickLookの時間をみただけなので、サーバーから見ての上りが速くなっているのは前回の感覚と一致しています。で、実際にバックアップする時は下り回線を使うわけですが、この速度では現実的な時間でバックアップが完了しません。てゆーか、しませんでした。これがUSB-NICの特性なのか、ネットブックのさらに上位層で壊れてるのかはよくわかりませんが、どうやらこの機械でWHSを動かすのは無理っぽいですな。(ちなみにWHS→USBハードディスク間の転送は1秒未満で終るのでHDDの問題ではないです)
てことで、比較のために余ってる ThinkPad T43にWHSを入れてみました。
WHS→クライアント | クライアント→WHS | |
---|---|---|
T43 100Mbps | 3.14秒 | 6.44秒 |
こちらも開きはあるのですが、ネットブックに比べればずいぶんマシのようです。さらに、T43はLANがGbEなので速いほうのスイッチに差し込んでみると、上りも下りも一瞬で終ります。あぅあぅ、WHSごとき100Mbpsで良いと思ってましたが、やっぱりギガビット必要ですかな〜。もう一度作戦を立て直さなければ。
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