どこかキリの良いところでまとめようかと思っていたのですが、あまりにも理想と現実のギャップが大きくてちょっと書くのを躊躇していたことがあります。Android データ通信端末のこと。話はEMOBILE電話を使っていたころにさかのぼるのですが、まとめるとだいたいこんな感じ。
さて、少し前にも検討しましたが、ここで再び「iPhoneとAndroidのどっちにしようかな〜」を考えました。が、b-mobile Fairがあと2ヶ月余ってましたし、これをiPhoneで使うとなるとSIMフリーを調達する必要があり、さらに電波強度が表示されない不具合と2〜3ヶ月以内に新しい機種が発売される試練に耐えねばならないので、現状でもっとも無難なAndroidである NTT docomo SC-02Cにしてみました。 適当に楽天で検索して ¥45,000也。
さて、もっとも無難な機種を購入したつもりだったのですが、この機種をもってしても購入初日からかなりの不満が発生しました。
とはいえ、良い面も多かったりします。
あと困ったことがあるとすれば、動作速度が速い影響でデータ転送量が跳ね上がってしまうことでしょうか。私の使い方ではb-mobile Fairは2ヶ月かかっても250〜300MBしか消費しなかったのですが、端末が変わってからは一気にペースが上がって、1〜2週間で1ヶ月分の転送量が発生しそうな勢いです。端末速度が速いのでブラウザでどんどこ表示できて、どんどこ転送しちゃうんですよね。前までの転送待ちは端末がボトルネックになってたのね・・・。この調子でいくと期日前にデータ転送量が上限に達してしまうので、今後は上手に制限しながら使っていく必要がありそうです。
ところで、世間一般のひとはこのデータ端末を「電話機」として使う傾向があるみたいなのです。が、こんなの電話機として使わない方が良いと思います。持ちにくいですよ。タッチパネルは意味不明で操作しづらいですよ。表示ランプが無いのでメールや電話の着信があってもさっぱりわかりませんよ。充電が完了してるかすらボタン押さないとわかりませんよ。スマートフォンは電話機と分けて持つのが使いやすくて料金面でも有利だと思います。
ということで、すごく使いやすいとは思いませんが、データ端末としてダメなこともないです。iPod Touchから乗り換えると Android には頭にくることが多いのですが、ウィジェットが使えたりGoogleのサービスとの親和性が高かったりで、慣れればそれなりに使うことが出来ます。期間は定かではありませんが、寿命が来るまで上手に付き合っていくことにしましょう。