以前TAMRON 18-200 の高倍率ズームを買ったはいいものの欠陥品としか言えない写りで非常にがっかりしたわけですが、新製品だしそこそこの倍率なら普通に使えるのかな〜ということで試しに買ってみたレンズ。特価.com にて ¥33,461也。←今価格見たら 同じお店で30,641になってるし(T^T)
それはともかく、今日はお休みだったのでいつものように大阪城へテスト撮影に行ってきました。
α77は倍率色収差や歪曲補正の機能が備わっていますが、幾つかの対応レンズに限られます。そしてSAL18135は対応レンズではありませんからちょっと不安だったのですが、出てきた絵を見て安心しました。TAMRON18-200で見られた色ずれ等は皆無ですし、新レンズらしくシャキっとした絵が撮れます。キットレンズながらすぐれた性能を誇る SAL1855 と比べても特に劣っているとは思いませんでした。旅行に一本持って行くならこれ持っていけば困ることはないでしょう。
それはそうと、手持ちのレンズと同じ焦点距離・同じ絞りで違いがあるのか無いのかちょっと比較してみました。右側は画像中心部分の等倍切り出しです。
SAL18135 | ||
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SAL35F18 | ||
SAL1650 |
こういう晴れた日では各レンズの特性を考慮して最もシャープに写る絞りを選択するべきなのかもしれませんが、私はそんなにレンズを知り尽くしていませんから大多数のレンズで良い結果が得られると思われるF8で撮ってみました。
中心だからどのレンズも同程度にシャープに・・・と思いましたが、やはり単焦点レンズは最安ながら最もシャープに写っているようですね。等倍にせずともPCで全画面表示した状態で「ちょっと解像度が高いかな?」という気がします。SAL1650とSAL18135では等倍で若干SAL1650が有利のようですが、縮小画像のブラインドテストではもはや違いがわからないレベルでしょうか。SAL1650の良さは16mmスタートであることと開放F2.8なこと。それが必要ない状況ではSAL18135でも問題無さそうです。
お手軽高倍率レンズはニコンの18-200をもっても画質は諦める必要があったりするわけですが、SAL18135はテレ側がそんなに長くない代わりに画質に関して諦める必要はなく、VRとか入ってないから軽いし価格もそこそこ安いしで、キットレンズの代わりに持っておくべきレンズナンバーワンだと思います。