ちょっと前になりますが、悲願のiPod Touch更新です。
iPodは5.5GからTouch4Gに至るまで毎年恒例イベントの如く買い続けていました。が、去年は更新されずほったらかし。その間にもiPhoneやiPadはどんどこ新しくなり、iOSの版も上がって機能が豊富になり、比例して処理は重くなり、従って更新されなかったiPod Touchには荷が重くなり・・・。ここ最近では新しく発表されたゲームやツール類はメモリ不足や処理能力不足により落ちたり重すぎて使い物になりませんでした。
そんな放置プレイ状態だったiPod Touchも今年はめでたく更新されました。が、更新されたのは中身だけではなく、ドックコネクタも含めて。形状が変わっただけではなく、信号の伝達方法自体が根本的に変わっており、充電ケーブルを作ることさえ困難だとか。これは今のところすんごくありがた迷惑です(T^T)。
特に影響のある事としては「出力信号からアナログが廃止された」こと。我が家ではiPod Touchの用途としてカーナビに接続して深夜アニメ視聴というのがかなり大きなウェイトを占めています。いちおうAppleから互換性を考慮して旧ドックコネクタに接続するためのアダプタが発売されていますので、これを使用して楽ナビに繋いでみた結果です。
ビデオのタイトルが選択できません
旧ドックコネクタ経由で接続しても特に非対応のエラーメッセージなどは表示されず、オーディオに関しては問題なく再生できますが、ビデオに切り替えたらいつも選んでるポッドキャストを選択してもタイトルが空っぽの状態。「再生はできるが映像が出ない」のでは?と思っていましたが、そもそも再生できないとは予想外でした。まぁ見られないことに変わりはないので同じ事ですけどね(T^T)。
かくして購入したiPod Touchは使われずに元の箱へ・・・と言いたいところなのですが、ここで計算外の出来事が。なんと新しいiPod Touchが快適すぎてもはやiPod Touch 4Gには戻れない(笑)。今となっては使いやすい Xperia SX と比べてiPod はダメだなーと近頃思っていましたが、処理速度が上がるだけでこんなに違うものなのですな。正直言って SX など足元にも及ばないほど iPod Touchは使いやすいです。いやはや、Appleのユーザインタフェイスはほんと逸品ですね。前は遅くて使えなかった地図アプリたちも息を吹き返しました。Echofonも流れるような動作です。他のアプリも落ちずに動作します。これを体験してしまうと iPod Touch 4Gなどゴミ箱に捨てたくなります。
かくして有無をいわさず Xperia SXと iPod Touch 5Gを持ち歩くことに決定。ビデオ再生のためにiPod Touch 4Gも持ち歩く必要があります。なんかすんごく間抜けです。家から車まで無線LANが届けば車に乗せっぱなしでiTunes同期とか出来るのですが、残念ながら届きませんから 持ち歩く台数を減らすにはカーナビ側でiPod Touch 5Gに対応してもらうしかありません。さてと、暫定的には板を三枚持ち歩くことが確定してしまったわけですが、この生活はいつまで続ければ良いのでしょうか。