我が家で漫画リーダー化している Kindle Fire。先日新しいのが出ましたが、サイズの大きいほうの5千円引きセールに負けてぽちってしまいました。ついでに最近16GBでは容量が足りないっぽいのでストレージも大きくしました。Kindle Fire HDX8.9 32GB Amazonにて ¥40,800也。
前に使ってたのは Kindle Fire HD(7インチ)。今回はパッケージを破壊せずに開封できるようになってて好印象です。
で、これが二つ並べた感じ。7型もこれだけ使ってる分には画面が小さいと感じることはないのですが、さすがにiPadと比べると小さくてなんか寂しいですし、横に向けて見開きで読もうとすると小さすぎるのと解像度が不足して文字が読めません。
しかし、なにより異なるのはその重量。
HDX 8.9 | 旧HD カバー付き | 旧HD カバー無し |
なんと、7インチから8.9インチにサイズアップして重量は下がっています。まったく、どんなマジックを使ったのでしょうね。カバーを付けたら汚れなくて良いとは思いますが、裸の8.9を持った後でカバー付き7型を持つとあまりの重さに手で持って使う気が無くなります。
ということで、ちょっと使ってみた感想をば。
なかなか高性能なのでタブレット端末としての利用も不可能ではないのですが、KindleはGoogle Playに接続できず使えるアプリはKindle向けに配信されているものに限られます。Kindle fire HDが登場して1年経ったにもかかわらず、アプリ数は非常に少ない・・・というかほとんど無い状況です。価格もKindle Fire HDXでは他のAndroidタブレットと比較して安くない、というか高いですので、Android端末の代わりに・・・とか、Androidと2台買わなくて済むから・・・という理由で Kindle を買うと間違いなく失敗します。そういう用途ではちょっと値は張りますが iPad Air を買うのが良いでしょう(KindleアプリはAndroid用よりiPad用が優れているので)。
本を読み始めたら処理速度は全く関係ないですし、それを要求するアプリを走らせようにも好きなタイトルを取ってこられるわけじゃないので、この端末の評価は詰まる所「画面が大きい」「軽い」にどれ程の価値を見いだすかということになると思います。
という私のような Kindle 廃人には価格の折り合いが付けば良い端末だと思います。