昨年末、実は我が家のMacBookProが生死の狭間を彷徨っておりました。
思い起こせば去年の初旬、電池のステータスを表示させると「不良」とかなんとか出ていたような気がします。表示が出ていただけで特に実害はなかったので放置していたわけですが、先々月に大きな変化がありました。
「バッテリーがありません」ですよ!! アイコンもペケマークになっており、充電ができているのか・電池の残量があるのかさっぱりです。電源プラグを外してもとりあえず動くので物理的に接続されているのは間違い無いのですが、うちのMacBookProは分解しないと電池が取り外せないタイプなので、交換電池をホイホイと買ってくるわけにもいきません。
で、どうしたかというと、必殺のPRAMクリア。電源投入時に「cmd」「option」「P」「R」をひたすら押し続けるという例のアレ。これで表示が正常になり、充放電が正常にできるようになりました。
しかし、最大の危機は年末に訪れました。
「バッテリーは充電できません」だそうで。まぁ充電できないだけでAC接続すれば使用できますし、ACを外してもバッテリー残量は正常に表示されていますから「どうしようかな〜」と思いつつもこれまた放置していたのですが、ちょっと状況を把握するためにACを外して電池を全て使い切ってみました。というかほとんど空になると自動的にサスペンドして使い切ることはできなかったのですが、使える限りの電池を使ってみても相変わらず「バッテリーは充電できません」の表示。MagSafeのランプは緑色ですし、電池が無いからAC外せばもはや使えません。これは困りました(笑)。Amazonで電池を探してみたり、AppleStoreで電池交換したら幾らするのかな〜と検索してみたりするうちにふとしたことで次の事項に行き当たりました。
Intel ベースの Mac:SMC (システム管理コントローラ) のリセット
http://support.apple.com/ja-jp/HT201295
おやおや、こんな裏技があったとは知りませんでした。「Intelベースの」と書いてあるということは、PowerPC時代には無かった操作なんでしょうか。ともかく、電源オフの状態からshift+ctrl+optionを押しながら電源ボタンを押し、全部同時に離します。いやいや、難易度が高い操作です。すると・・・
お、MagSafeのランプが緑からオレンジに変化しましたよ。アイコンもペケじゃなくて、ちゃんと稲妻マークが。わーい、ふっかーーつ。
そのままAC接続して満充電することもできましたし、ACを外してもおかしな挙動を見せることはありません。バッテリーのステータスを見ても充電回数 22 回と新製品と遜色ありません(^_^)。さすがに5年半使ったMacBookProなのでもうダメかな〜と一時は引退を覚悟しましたが、とりあえず復活したのでまだ使えそうですね。
17インチはサイズがデカすぎるので普段持ち歩くのはちょっと勘弁ですが、車で旅行に行く際にはいつも持って行っています。現行製品(17型は無いけど)と比べても画面の性能は大幅に劣るものの、キーボードやトラックパッドは同じですし、箱体の剛性も十分高いですからそれほど見劣りはしません。どこか別のところが壊れるか、OSのアップグレードが途絶えるまではこのまま使い続けることにしましょう。
01/04 | ( かが☆みん ) |
あけましておめでとうございます。最近旧式のACアダプターにゲタを繋いで新 MacBook Pro Retina の充電をすることが多いのです。その場合、ゲタと AC アダプターの間を紙かなんかで挟んで、真ん中のピンを通電しないようにするとAC供給で充電しないモードになるのです。これで通常は 60 〜 80% 充電状態を維持して電池長持ちできると調子に乗っていたら、肝心の充電時に「充電残り時間11時間」と信じられない表示が (^^; SMC リセットやったら直りました。今後今の運用を続けるべきかどうか悩みに悩んでいます。ではでは。 | |
01/04 | ( たかたに ) |
おめでとうございます。 MacBook Pro Retinaいいなー。というのは置いといて、紙を挟むのですか。そんな裏技があるのですねー。とはいえ、うちのMacBookProは5年半ほとんど電源に挿しっぱなしですが、致命的なほど弱ってるわけじゃないので特に小細工はしなくて良さそうです。 |