ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2016/04/09 (土)

・ ボツ絵への道

前にも少し書きましたが、最近はボツになる絵がぜんぜんありません。

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これは現時点のprocreateの作画一覧なのですが、さっき書いた絵以前には色分けまで行っていない絵は存在しません。そこから先に書きかけの絵が5つありますが、これは単に書きかけなだけであってたぶん色塗りまで持っていけると思うのでボツになった訳ではありません。絵を毎日書いてたらそのうち上手になってボツ絵が無くなる・・・と良いのですが、たぶんそうでもないので原因を分析してみました。

まず、「あ、これボツ絵やわ」と判断する瞬間というものがあるのですが、下記が多いと思います。

一つ言えるのは「書いてる途中」にボツ絵になることはありません。思うに、自分ではもっと整った絵を一生懸命書いてるつもりだったのに、ちょっと落ち着いて絵を見てみたら書いてるつもりの絵と実際の絵が違うために落胆するのでしょうね。だからラフの段階では違いなんか分からないのだからボツになることもあり得ません。

では何故ボツ絵が極端に少なくなっているのかというと、修正しやすい環境にあることが大きいと思います。原因はフルデジタル下絵です。

例えば「目の高さが左右違う」とか「胴が長くなっちゃった」とか「手の長さがおかしい」とか。アナログ絵ではパーツの移動が不可能ですし、ペン入れ・スキャン後にこれに気づいて修正するとなるとかなり大変・・・というか事実上不可能な事が多いのですが、線を整理する前の絵の場合は選択範囲でエイっと囲って移動させるだけで済みます。部分的に線が繋がっていない所は後で線を整理するのだから問題ありません。また、書いてる途中に左右反転できますし、たまに全体をピンチで縮小して遠目で見ると事前におかしな部分を発見する事ができます。

また、移動ではどうにもならない場合に書きなおすことになるのですが、書き直すリスクがアナログ絵に比べて低いこともあげられます。例えば腕の位置がおかしいとかの場合、消してから新たな腕を書くとしましょう。アナログ絵の場合は「やっぱり前のほうが良かったかも」と思ってもどうしようもないのですが、フルデジタルの場合はUNDOを数ステップ遡れば元に戻ります。だから気兼ねなく消せます。色塗り後にボツ絵になる絵の場合、途中で「なんか変な気もするけど大丈夫かな?」と思いつつ、出来上がってみると大丈夫じゃなかった、というオチな事が多いと思います。書き直すリスクが低ければそのまま突っ走ってしまうことも少なくなります。

当初はフルデジタル下絵の長所が生かせずボツ絵率は非常に高かったのですが、途中からはある程度ツールを使えるようになってきて、現在では極めて低いボツ絵率を維持しています。技術的に書けない絵に挑もうとしたならともかく、もはや時間の制約がない限りボツ絵になんかならないんじゃないかな〜という気さえします。この調子で絵のほうもレベルアップできたら良いですね(希望的観測)。

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[つっこみ]

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