どっちの方が描きやすいかいの~ということで、鉛筆画を描いた後『インクでペン入れ』するのと『ComicStudioでペン入れ』したものを並べて比較してみました。絵の対象はちょっと異なるものの、始めは『よーし、がんばるよー』と気合十分で描き始めたこととか 途中で面倒クサくなってきて細部はテキトーなこととか、色を塗る段階にもなると『もうどーでもいいかな~』なんて思いつつ描いたのは非常によく似ています(いつもの事とも言う ^^;)。
どちらもA4の漫画原稿用紙ほぼ一杯を使って描いていますが、ComicStudioの方はコマのサイズをA5で設定したので出力サイズは小さくなっています。
Comic Studio Debut | Gペン with 証券用インク | |
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えんぴつ下書き | ペン入れにより消滅 | |
ペン入れ後 |
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色塗り後 |
変わったことといえば、左の人のチェックを入れるのに素材がどこにあるのかわかんなかったので、血迷ってTシャツをスキャナで取り込んで利用した(^^;)こととか、それを貼り付けるやり方が分からずにPainterのクローン機能と1~2時間格闘していたことでしょうか(恥)。
仕上がりを比較するとあんまり変わんないのですが、描いてる途中に感じたことをそれぞれ記しておきます。
Comic Studio | Gペン with 証券用インク | |
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長所 |
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短所 |
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まぁ一長一短というところでしょうか。インクを使ったペン入れのほうが慣れていますから基本的にこちらのほうがやりやすいのですが、仕上がりがあまり変わらないのであればComicStudioも捨てたもんじゃないと思います。
ペン入れの場合は失敗が許されないかわりに失敗なんてあまり起こらない(実際、上の絵では失敗個所はありません)のですが、タブレットの場合は線を一本引くのに下手すると2~3回UNDOを繰り返します。画面とタブレットの位置と角度が違うことが原因なので、液晶画面付きタブレットがあると万事解決するでしょうね。欲を言えば今ある製品はガラスの奥に液晶があるのですが、『ペン先と画面の距離が0に近くなってくれれば』、、というのと『コードが無くなってくれれば』言うことないです。