これまで使ってきた Netscape Communicator4.xxのNetscape Messengerを隠居させて、今年からは ThinkPad にて Mozilla のメーラに切り替えています。そもそも前のメーラが何故問題なのかというと、
- spam HTMLメールを回避する手段がない
- mailto:~を押すと何故かウインドウが2つ開く (^^;)
- 新着確認のコマンド発行が中途半端な為か、
popperのログにポートスキャンされたような記録が残る
- 特定のファイルを添付するとファイル名が空文字になる
- スタートアップ画面で広告(Netscapeのページ)が出る
そもそも『使いにくい』というのもあるかもしれませんが、個人的には昔からこれを使っていて他のメーラーは知らないので問題なかったりします。
で、実はあんまり期待していなかったMozillaメーラなのですが、思っていたよりかは良いのです。
- HTMLメールでも plain textで表示するオプションがある
- メールでリモート画像を読み込まないオプションがある
- メール作成時にエディタでワードラップがかかる
- 添付ファイルのファイル名はいつも決まったところに表示されるのでわかりやすい
- Content-Disposion: attachment な添付画像でもインライン表示してくれる
- メーラのぶんざいで非常に起動に時間がかかる・・・のだけれど、常駐オプションでだいぶマシになる
- なんと言っても操作方法がこれまでとほとんど変わらない(笑)
- デフォルトではMozillaのスタートページが表示されるが、表示しないようにもできる
うちではHTMLメールをprocmailでplain/textにしていますが、(1)の機能があるのならその必要もないかな~という気がします。(2)も付いたので、そもそもHTMLをテキストで表示する理由がほとんどなくなりましたし。
てことで、先行き不安なまま使い始めたMozillaメーラですが、今のところは順調に乗り換え成功しているようです。唯一不満なのは 各メールで『件名』『差出人』『日付』『受取人』と記載されていること。こういうのはヘッダそのままのスペルの方が分かりやすいと思うのだけれど・・・。ま、早いこと慣れましょう。
# Mozillaをメーラとしてのみ使っているような変わり者は世界中に二人といないかもしれません(^^;)