自宅サーバをThinkPadT20に切り替えたことで静かになったはよいのですが、HDDにバックアップなので破滅の呪文(rm -rf /)には対応できませんし、受け側容量の関係で dump 中にクラッシュが起きるとそれまでだったりします。
というのもちょっと不安だったので、引退したサーバのハードディスクにバックアップしてみることにしました。
#!/bin/sh
ping -c 1 旧サーバ
if [ $? -eq 0 ]; then
dump -0auLf - / | ssh -c blowfish 旧サーバ "cat >/backup/tmp ; mv /backup/tmp /backup/root.dmp"
(中略)
ssh 旧サーバ "halt -p"
fi
動かすにはいくつか条件がありまして、
- rootでパスワードなしで入れること(^^;)
- 旧サーバがバックアップ時に動いていること
をクリアしている必要があります。一つ目に関しては簡単なのですが、二つ目が案外くせものでして、
旧サーバが常時稼動していてはThinkPadに置き換えた意味がないんですね(^^;)。てことでいくつか方法を考えてみました。
- Wake on LAN を使う
- たぶん普通はこの方法を考えると思うので、 /usr/ports/net/wol とか /usr/ports/net/wakeonlan というのを試してみたのですが、BIOSを設定しても旧サーバを含めてうちに転がってるパソコンは起きてくれないんですねー。うむむ、電源OFFからは復活してくれないのかなー? それともうちの機械は全部WOLに対応してないのかな? よくわかんないから却下
- タイマーで起動
- BIOSによっては指定した時刻に起動するので、これを利用・・・・しようとしたら 旧サーバのBIOSにはそんなのありませんでした(笑)
- モデムのRINGを利用
- ずいぶん前にWindowsでFAX受信実験をしたときは電源OFFからRINGを受けて立ち上がった気がするので、現在FAX用にThinkPad(の外付けモデム)につながっている電話回線から並列に別のモデムにつないでやればRINGぐらいは出てくるハズ・・・・なのだけど、バックアップするのに外から電話するのではあんまりなのでこれも却下。
- ThinkPadと旧サーバをシリアル線でつなぐ
- 上ができるのならこれでも動くはずなのですが、距離がはなれててたいそうなのと、そもそもThinkPadのシリアル端子はモデムがつながっててだめなので却下。
そんなわけで、最後の手段。
バックアップするときだけ手で電源ONで対応することにしました(笑)
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