そんなわけで、別の USB-光アダプタを買ってきました。ヨドバシカメラにて¥9,800也。いや、単に負荷の問題だけであればCardBusのNICにて解決したのですが、DA-Port USBで接続して演奏すると心なしかいい音がするんですねー(汗)。 『う~ん、これはきっと性能の悪い44k->48k変換のせいで音が変わってしまってるに違いない』と勝手に決め付けて44.1kで出力できるのんを買ってみました。
お店にはいろいろあったのですが、とりあえずあんまり高くないもので素直そうなもの・・・ということで、Sound Blaster Digital Musicになりました。名前が気に入ったというのももちろんあります(笑)。それで、売り文句に『デジタル入出力は、サンプリングレートコンバーターを介さないデジタル伝送に対応。』ということが書いてまして、本体に付いてる切替スイッチによりデジタル専用モードとデジタル/アナログモードがあるのだそうです。いまいち説明書を見てもよくわからないのですが、とりあえずデジタルモード専用モードにしてコントロールパネルから出力モードを44.1kHzにしてみると、外付けDACの表示はこうなりました。
次にCPU負荷を調べてみました。このユニットではデジタルモードでは44.1/48k選択、アナログ兼用モードでは48kのみの出力となっていますので、全てにおいて測定しました。
Digital 44.1kHz | Digital 48k | Digital/Analog 48k |
---|---|---|
前の測定値と比べると異様に高いピークは無くなって平坦化されているのですが・・・・。あれっ? サンプリングレートコンバーターを介さないとかいいつつ、digital48kに切り替えても出力できているではないの(笑) ←ソースはCDなので44.1kHzです。そしてdigitalモードでもdigital/analogモードでも負荷はさほど変わらないんですねー(汗) NICのアクセスランプを見ると、以前より短い間隔で点滅してますから、一度に処理していたものを分散することによって負荷のピーク値が下がっているということでしょうが、44.1kHzモードの出力が本物の波形かどうかはちょっと妖しいです(笑)
といっても、使ってみて特に問題はないですし、スタンバイ時の雑音もそれほど問題ありません(雑音が入るときもあるのですが、DA-Portと違ってアンプへの影響は無い程度)。ヘッドホンアンプも付いててLINE出力もありますから、USBオーディオユニットとしてはなかなかツボを押えた仕様なのです。最後に実際の音がどうかな~ということで、DAC側でCDプレーヤのSPDIF出力と切替えながら聞き比べてみました。ぜんぜん違いがわかりません(^^;)。『やっぱり音はいいんですねー』と思いつつ、 念のために前の48k USB光アダプタと聞き比べてみました。こちらもぜんぜん違いがわかりません(笑)。むむ、DA-PORTの音が良く聞こえたのは単なる気のせいだったようです(←オチ)
ちなみに、ボリュームを最大にしたときの出力レベルが本来のCDの出力と同一になるのと、各種エフェクトはデフォルトではすべてOFFになっているということで、Digital Music という名前に恥じない扱いやすい製品だと思います。