我が家のネットワーク接続は ルータに見立てた ThinkPadを経由しての PPPoE となっています。今はいちばん簡単な ユーザppp に NATと簡単なフィルタをやらせているのですが、最近はウイルスの種類も多くなってきましたし そろそろどこかに壁を作らないといけないな~と思っています。
それで、とりあえず考えていることは下記のようなこと。
さて、pppにも簡単なフィルタは書けるのですが、書ける数が少ないのとポートの範囲指定に難があるので ppp はPPPoEだけに使用してフィルタとNATは別に用意したほうがよさそうです。で、Handbookを見ますと、 ipfw と natd で出来るらしいので、これを使うことにします。
といっても、これまでユーザpppしか使ったことがありませんから、ひとまず余ってるPCにNICを2枚差してNAT箱モドキを作って練習してみることにしました。
Ethernet Ethernet(クロス) おうちLAN <----------- FreeBSD ----------- ゲーム機 (10.0.0.0/24) fxp0 sis0 fxp0 10.0.0.10 172.16.0.1 172.16.0.100上のような FreeBSDを作ります。おうちLANがインターネット、ゲーム機がNATでぶら下がっているという設定です。
それはともかく、出来上がった NAT箱はそこらへんに売ってる安物ルータと比べてどうなのだろう・・・ということで、速度を測ってみました。
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NAT箱スペック CPU: Pentium!!! 800MHz MEM: PC133 256MB FreeBSD 5.1R 測定方法 /dev/zeroから作った100MBのファイルを ftpで転送して表示された速度 |
平均値としては直結のほうがわずかに高い値なのですが、この差は測定誤差以下なので、直結でもNATさせても同じと考えてよいでしょう。てゆーか、そこらへんのPCでてきとーに作ったNAT箱で10MB/sも出るのですね・・・。ちまたのローカルルータは高級なやつ以外は遅かったりするので、あまりものPCで作ったNAT箱はもっと遅いのかと思ってました(^^;)。やはりローカルルータはPCでこしらえるのが良いのかもしれません。