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つっこみ先の記事

・ PCサーバー

ML370
トルクスねじ
取り外されたDLT
ホットプラグ対応ドライブ
接続端子部
『自宅サーバをDUAL CPU化したいな~』。
『でもなんかよくわからんし、買ってきたのが動かなかったりしたらヤだな~』

ということで、確実に動くであろうメーカー製の出来上がりコンピュータを買ってきました。COMPAQ PROLIANT ML370 というPCサーバの中古で \48,800 + 送料也。スペックをならべるとこんな感じです

これだけではそんなに魅力的ではないのですが、なんとなんと、DLT(35)ドライブが入った状態なのです。非圧縮時35GB 圧縮時最大70GBですので、現在ジュークボックス用を除けば40GBのドライブで自宅サーバを運用している身分としましては十分な容量です。私は基本的にバックアップはとらない人なのですが、その理由は テープのドライブを持っていないから なんです。unixにはdump/restoreという完璧なバックアップ手段があるのですが、基本的にバックアップ先にはバックアップ元の容量が必要ですし、差分バックアップ時にバックアップ先にファイルをたくさんつくってしまうと、リストア時にどれがどれやらわかんなくなって(笑)うまく戻せないことがあるかもしれないのです。テープの場合は頭から順番に使いますから、その点はわかりやすいんですね。
ということで、昔から欲しかったのですが、買うと結構な値段がしますから今まで買えなかったのです。
# 誤解の無いように書いておくと、一般的にバックアップ用として最も優れて
# いるのは 大容量のATAハードディスクです。価格も安いですし。

さて、何を隠そう私は生まれてこの方いわゆるサーバーというものを見たことも触ったことも無かったので、この機械は実用面でどうこうより、とにかく動かしたりバラしたりするのが楽しい という特殊事情があったりします。

そんなことで、ちょっとさわってみた感想など

うるさ~い
いや、サーバー機がうるさいのは覚悟の上だったのですが、想像の3倍くらい(^^;)うるさいのです。本体背面から扇風機なみの強風がでていますからうるさいのも無理は無いのですけどね。ちなみに、WindowsにはCOMPAQ製のドライバみたいなものがありまして、それを入れるとWindowsが起動してからは割と我慢できる音になります。Linux用にも用意されています。が、残念ながらFreeBSD用はありません(T_T)。いくらなんでもうるさすぎるのでなんとかしたいのですが、ファンをひっこぬいて電源を入れるとちゃんと異常を検出してシャットダウンしてくれるので、メインボードをだましつつファンを制御できるかは微妙なところです。
ドライバー不要
本体側面・上面のパネルを外すのにも、PCIカードを追加するのにもドライバは必要ありません(手回しネジでOK)。しかもネジをまわすのはPCの前面から作業ができます。う~ん、これはありがたい。
特殊工具が必要
上記と相反するのですが、ドライブベイとかのネジはトルクスドライバーを使うタイプになっています。写真のネジはマイナスドライバーで代用できるものですが、そうでないものもありました。たまたまドライバーがうちに転がっていたので(←何故に^^;)よかったのですが、無かったらちょっと困るところでした。
ホットプラグ用ドライブはコネクタ形状が異なる
いやはや、ぜんぜん知りませんでした。フライングでSCSIドライブを買わなくて正解でした。
RAIDユニットは付いていなかった
SCSIドライブを6個入れるところがあるのだから当然RAIDを構成できるような状態だと思ったのですが、予想に反して付いていませんでした。じつはこのPCはミニPCIのような形状のRAIDユニットがオプションになっていまして、『後から差したら使える』というものなのです。ただ、ネットでお値段を調べてみると、一番安いRAIDユニットが2万円ぐらい、COMPAQのSCSIドライブは18GBでだいたい3.5万円ですから、例えば3台でRAID5を構成しようものなら12万円の追加投資が必要になります。ちょっとこれは駄目ですな。

てなところ。手元のWide-SCSIドライブを接続してFreeBSDを入れてみたところ、ちゃんと入りました。カーネルを作り直せばSMPで動きますし、Xも問題ありません。どうやら『やかましい』以外はこれといって不具合は無いようです(笑)

なお、これが届いたのは夕方だったのであまり遊べず翌日に持ち越し。



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