つっこみ

つっこみ欄にコメントを記載して[つっこむ]ボタンを押してください。
お名前欄の記載は省略できます。

お名前 :
←ここのテキストボックスはスパム対策用なので何も入力しないでください
つっこみ :

[キャンセル]


つっこみ先の記事

・ ブロックサイズ比較

いろいろ教えていただいたのですが、要は『bs=1024k はでたらめに大きすぎる』ということらしいので、ブロックサイズを変更してDLTに書き込んだときにどのような挙動になるのか調べてみました。すべて /dev/zeroから作成したファイルを dd を使ってDLTに書き込んでいます。1回しか測定していないのでかなりの誤差があるとおもわれます。

bs=時間(秒)速度(bytes/sec)
無指定59.91175,039
51257.23183,205
102427.79377,296
40964.612,275,323
81922.104,983,989
163841.059,978,171
10MBのファイルをddで書き込み

体感速度どおり、bs=512に関しては『物凄く遅い』という結果になりました。数値はすべてddが表示した数字をそのまま拾ったのですが、bs=16384に至ってはまだテープは動いているのに一瞬で値が表示されてうさんくさいので、もっと大きいファイルサイズでの測定です

bs=時間(秒)速度(bytes/sec)
1638415.196,904,525
327689.5111,021,241
655368.9711,689,345
128k8.9711,695,131
512k8.9611,701,278
1024k8.9611,698,846
100MBのファイルをddで書き込み

bs=16384 の値がアヤしいのですが、それ以外はほぼ横並びです(ちなみに、この作業中にはpanicしませんでした)。DLT7000のカタログスペックからすると非圧縮時6MB/s、圧縮時最大12MB/s ということですので、全部ゼロのデータにおいて11MB/s ぐらいというのはそこそこ正しい数値のようです。

これを踏まえて、ssh越しにリモートバックアップしてみました。bs=1024kが大きすぎる事ははっきりしていますが、小さすぎると時間がものすごくかかりますから、とりあえず無難なところで bs=64k と書いてみると

途中でpanic (^^;

う、だめか。ということで、100歩譲ってbs=32kとしてみると、数十ギガバイト分のバックアップを問題なく完了する事が出来ました(パチパチ)。

まぁGENERICカーネルならpanicしないのがちょっとアレなのですが、数値を小さくしてやれば問題はない(であろう)事がわかりました。どうもありがとうございます。


■この記事への permanent link URL(下にいくほどファイルサイズが大きくなります)
  http://toriyu.jp/hitorigoto/id574.html
  http://toriyu.jp/hitorigoto/2002-12-03.html (1日分)
  http://toriyu.jp/hitorigoto/2002-12.html#id574 (1ヶ月分)