ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2001/04/28 (土)

・ けしごむ続き

下で書いたMONO消しゴムですが、絵を一枚この消しゴムで描いた後、ペン入れして下書き線を消してみると…。なるほど、プロ御用達なのも納得がいきます。いつもと比べて紙がとっても白くて綺麗な状態で保てるんです。いつもつかってるやつはMONOよりも少し硬いので、線を引いたり消したりしてるとなんとなく黒っぽくなっちゃうんですね。漫画を描く時なんかにいいみたいです。私はスキャナ取り込みしかしないのでどうでもいいですが(^^;

[つっこみ]

2001/04/26 (木)

・ 消しゴムのこと

久しぶりにToolsに買出しに行ってきました。お目当てはだいぶ少なくなってきたペン入れ用の証券用インク。これだけ買うつもりだったのですが、近くにMONOの消しゴムが置いてあったので、ついでに買ってみました。店のポップでは『プロの漫画家御用達』なんだそうです(笑)

で、早速 絵を描くのに使ってみました。見た目や感触は普通の事務用の白いやつと変わらないのですが、不思議と引きずらないんです。でもって軽くこすっただけで綺麗に消えてくれます。なるほど他のお絵かきページで評判がいいのもうなずけますね。ただ、ごみがいっぱい出ます。でもって普段使ってるやつは「かるくこするとちょっと消えてしつこくこすると全部消える」ので、消えすぎるのが逆に違和感あったりします。しかし、最大の問題は「近くのコンビニに売ってない」ということ。文具屋さんでも見た記憶がありません。大阪での勢力は弱いのでしょうか?
私は絵を描いてるんだか消してるんだかよくわからないぐらいしょっちゅう消しゴムを使うので、すぐに小さくなってしまいます。てなわけで、MONO消しゴムのいいところはわかりましたが、結局使うのは今までどおり近所に売ってる消しゴムになりそうです。

[つっこみ]

2001/04/25 (水)

・ MO買ってきました

新しいパソコンではとりあえず理想の構成を実現したのですが、ひとつだけ欠けているものがあり、それが光磁気ディスクドライブ。今まで使ってたやつがあるにはあるのですが、これってSCSI接続ですし、スキャナがSCSIからUSBになった今ではMOのためにSCSIカード挿すのもなんだかな~、、てことで、ATAPIのやつを買ってきました。

X68000時代に買った128M、AT互換機に乗り換えたころに買った230Mを経由して今回の三代目は640M。綺麗に成長しています。初めに買った128Mと同じ富士通のドライブなのですが、前のが「キュッキュッ」とめちゃくちゃうるさかったのに比べると全くアクセス音がしないのは意外でした。

今となってはほとんど有り難みのないSCSIですが、一時期はSCSIカードを二枚挿して Wideにハードディスク、NarrowにCD-ROM, CD-R, スキャナ, MOをぶら下げていました。当然オールSCSI構成。『なんでマザーボードにはIDEという邪魔なもんがついてるのじゃ?』と以前は思ってましたが、まさかSCSIカードすら外してしまう事になるとは… 先のことは案外わかんないものですね。

[つっこみ]

2001/04/21 (土)

・ システム移行完了

無理なつなぎ変えによって起動しなくなったハードディスクですが、むかーし使ってたWindowsインストール済みのドライブにぶらさげてデータを吸出し、今のAthlonシステムに完全に移行しました。これまでがんばってたPentiumIII650+P3B-Fは続いてWWWサーバ機として第二の人生をおくってもらいます。(今うごいてるMMX233+P55T2P4はさすがに隠居…でしょう)

ところで、私はWebの巡回にはWWWCをつかっていますが、前の環境が突然失われてしまったために、ここしばらくはブックマークを使ったりしてかなり不便な思いをしていました。こういう言い方は変かもしれませんが、更新されているかどうかをわざわざ見に行かないといけないというのはとっても面倒です。とか言いつつ、うちのページを見てみると、どこが更新されたのか全然わからないつくりなんですね。当然WWWCも使い物になりません。落書きをわざわざ更新履歴に書くのもなんだしな~という気もしますが、変わったところぐらいはトップページにかいといたほうがいいかもしれません。
# でも面倒だからちゃんと書けるかどうか(笑)

それはそうと、久しぶりにWindowsのインストールをして感じたことなのですが、OS以外にインストールせにゃならんものが多いですねぇ。順番に並べると

チップセット用パッチ
タブレットドライバ
ディスプレイドライバ
ディスプレイ用infファイル
プリンタドライバ
TeraTerm Pro
LHA/ZIPを解凍するやつ
Painter
CorelDRAW
PaintShopPro
Netscape Communicator
Dreamweaver/Fireworks
FTPExchange
スキャナドライバ
WWWC

とりあえず私の場合、お絵かき/Web保守に上記のものは最低必要です。更にあまり急がないので入れていないけどそのうち入れるだろう物は AutoCAD LT200i / Office2000 / Acrobat4.0 / 仮想CD / DiabloII / CD焼くやつ / DVD見るやつ,etc。市販ソフトの場合、その都度押入れの中から箱とインストールCDを探し出して入れる必要があるわけで、更にアップグレード版の場合その前のやつも掘り出してきて ・・・ メンドい。システムのバックアップをとる人の気持ちがちょっとわかるような気がします(私はバックアップしない派)

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・ サーバマシン入れ替え

続けてWWWサーバのほうのハードをパワーアップさせました。ハードディスクだけそのまま使って新しいサーバマシンを構成。FreeBSDの場合はWindowsと違ってマザーを入れ替えても動かなくなったりしないのでこういう作業はほんとすんなりできます。で、元通り設置して使ってみる。さすがにMMX233->PentiumIII650になるとバックエンドでも違いがわかるらしく、今まで遅いと感じていたPostgreSQLのアクセス集計やnroffの整形、カーネルのコンパイルなどが目に見えて速くなっています。メモリも256MB積んでるし、これまでの役割に加えてnetpbmを使ったリアルタイム処理もある程度こなせるかな~という気がします。

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2001/04/19 (木)

・ Windows2000覚書き

自宅でWindows2000を使ったのは今回がはじめてだったので、メモをかねて気づいたことを幾つか。

元々Win98とNT4.0のライセンスがあったので、まったく使っていないNT4.0からアップグレードでWin2000にしようかと思ってたのですが、店頭で見てみるとOEM版も同じ価格でした。元のライセンスが消失しない事と、旧版のCDとかを要求されないことを考慮すればOEM版を買ったほうがお得のようです。

我が家のマシン特有の症状かもしれませんが、なにもせずにまっさらのHDDをつないでCDからブートしてインストールを試みたところ、『システムをチェックしています』みたいなメッセージが出たまま止まってしまってインストールできませんでした。一度DOSで起動してfdiskすれば正しくインストールすることができました。

Windows95/98なら c:\windows\hosts でしたが、Windows2000(おそらくNT4.0も)ではc:\winnt\system32\drivers\etc\hosts に書くみたいです。極めて小規模なネットワークではBINDを動かすよりもこっちのほうがてっとりばやいです。

たぶん漢字コードの扱いの違いからでしょうが、今までどおりにレイヤ名が反転した状態から新規名称を入力すれば、はじめの文字が化けます。一度反転した文字を全部けしてからなら正しく入力できるようです。
なお、上記は良くない点でしたが、良くなった点もありまして、クローンを作成したときにWindows98では必ずファイル名が『クローン:なんとか~1』とかになってたのですが、Windows2000では正しく『クローン:元のファイル名』で処理されます。8.3形式ではなく長いファイル名でちゃんと扱っているようですね。因みに同じ理由かもしれませんが、explorerのファイル名表示も気持ち悪くなくなっています。Windows95/98ではABC.TXTというファイルを作ってexplorerで見てみると'Abc.txt'という意味不明な表示になっていたのですが、これも正しく'ABC.TXT'と表示されるようになっています。

その他、特にWindows98と比べて不自由に感じるところはないようです。デバイスドライバやソフトウェアの対応もおおかた完了しているみたいですので、古いデバイスや古いソフト考えなければWindows98からの移行はすんなりできるようです。

なお、私が2年ほど前WindowsNT4.0を導入しようとした時に勘違いしていたことですが、このOSはマルチユーザで使うものじゃないですね。てっきりunixのように使えるものだと思ってた私は『ほとんどのアプリがadministratorの権限を要求する』現状の前に口あんぐり状態だったのですが、『シングルユーザでしか使わない』『そのユーザを特権ユーザにする』という使い方ならうまくいくことに最近気づきました。WindowsにはWindowsなりの使い方があるわけで、Win2000の「ユーザ名とパスワードを使わない」設定がある事は正しいアプローチのような気がします。

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2001/04/18 (水)

・ スキャナをつないでみました

これが無いとお絵かきできない・・・てことで、とりあえず箱を開けてつないでみることにしました。で、その前に先代と一緒に記念撮影。

すきゃな

下のやつが先代のGT-8500、上のがこの前買ったGT-8700です。同じA4サイズ用とは思えない大きさの違いです。

で、ちょっと使ってみた感想としては、TWAINドライバは見た目や操作にそれほど変化はないのですが、割と簡単にかつ狙ったとおりに取り込めるような工夫がなされているようです。また、取り込み時に輪郭補正が施されるのか、単にグレイスケールでとりこんだだけの絵を見ても前のスキャナより綺麗に*見え*ました。ペン入れの上手な人ならば普通に描いて普通に取り込むだけでかなりいい感じの線画ができるような気がします(私はダメですが…)。

それはそうとこのスキャナ、箱を見るとスペックとしては1600dpi,14bit入力なんだそうです。私は200dpi 8bitグレイスケールしか使わないんですけど(爆)。SCSIポートがついているので、カラーで高解像度の取り込みをする場合でも大丈夫そうです(でも使わない ^^; )

で、実験台にやっこちゃんを描いてPainterで色塗りしてみましたが、Athlon1.2G+DDR266で速くなっているのは気のせいではないことを確認しました。ようやくストレスなくPainterを使える環境になったみたいです(感涙) Painter5のときはそんなに重くはなかったけどバグのおかげでまともに使えなかったしね。

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2001/04/16 (月)

・ お絵かきPCがAthlonになりました

だいぶ前から計画していたAthlon+DDR266化ですが、ようやく決心がついて、昨日買出しにでかけました。メーカー製が出てくるまで待とうか…とか出来上がりPCを買おうかとかとも考えましたが、私の場合一番ネックのメモリで「DDR266-256MBを2枚刺さないといけない」という特種事情がありますので、いろいろ考えた結果、今までどおりパーツ単位で買ってくることにしました。
てことで、だれも見たくないだろうけれどスペック表

CPU
AMD Athlon1.2G(266)
+canopus FirebirdR7
M/B
ASUS A7M266
MEMORY
PC2100 DDR-SDRAM 256MBx2
HDD
IBM IC35L040AVER07
CASE
普通の縦置き
VIDEO
canopus SPECTRA F11 (使いまわし)
NIC
3com 3C905TX(使いまわし)
POWER
Seventeam ST-300BLV
SOUND
オンボード
CD/DVD-ROM
東芝の普通のDVD-ROM
FD
TEACの普通のやつ
OS
Windows2000 Professional

CD-ROM・FDD・ケースはテキトーですが、それ以外はすべてのパーツがこだわりの一品です(^^;)。バラで買うとお金はかかるんですが、実は出来上がりやキット販売でも構成パーツを選ぶと同じぐらいのお金がかかるので、どっちもどっちだったりします。

さて、ちょっとしたトラブルがあったものの(後述)とりあえず動くところまで持ってきたので、唯一の目的である「Painterを快適に動作させる」事ができるかどうか試してみました。今まで何が快適ではなかったのかというと、スペースキーを押してぐりぐりやるとキャンバスが動いたり回ったりしますが、これがあまりにも遅いために使い辛く感じたり、反応が遅いためにドラッグがクリックと解釈されて位置が真中にもどったりしていました。で、Painterでぐりぐりやってみましたが・・・・おーおー、速いじゃないの~(感涙)。今までウィンドウを小さくしてごまかしていましたが、どうやら最大化しても快適に動作する模様です。一般的には割に合わない買い物でしょうが、私はPainterが動けばそれだけで良いので十分満足です。

さて、上で少し書いたトラブルですが、目的がPainterの高速化だったため、ハードウェアが組みあがったところで前の機械に刺してあったハードディスクをそのまま持ってきてどれくらい変わったのか比較を試みました。が、ちゃんと起動しないんですね。Safeモードなら起動するのですがこれじゃあねぇ。たぶんチップセットが変わったことによりBusmasterIDEがらみでこけてるんでしょうが、ちゃんと起動しないしSafeモードでは設定を変えることができない…。仕方ないからドライバを消したらいいかな~とおもって消したら、ますます動かんようになりました。最後の手段でDOSからWindowsを上書きインストールしようとしたら、途中でハングアップ・・・。あぅ~、てことで、同一環境でPainterがどうなったかの比較はできませんでした。てゆーか、本当は前の機械を動かしつつ徐々にあたらしいPCに移行しようと思ってただけに、まったく動作しなくなったのはちょっときついです。データは別のハードディスクにぶらさげて吸い出すしかないかも。

Windows2000にしたことで、今まで使ってたGT-8500は使えなくなったはずなので、いっしょにスキャナも買ってきました。品番はGT-8700。世代が一周したのか、なんか名前がよく似ています(^^;)。でもまだつないでません。スキャナがないとお絵かきできない体質なので、早いこと使えるようにしないと…。

新しいシステムでのお絵かき第一号ははたして誰になるのでしょうか。

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2001/04/11 (水)

・ Acrobat5.0日本語版がでるそうです

発売4/27、通常版:\28,310、アップグレード版:\9,800らしい。

変わったところを斜め読みしていたのですが、ピクっときた点としては

てなところでしょうか。一度PDFにしてしまうと印刷以外何も出来なくなってしまうのがちょっと不満だったので、RTF出力ができればちょっとした再利用も可能かもしれません(原稿がない場合)。で、分割して出力は実はとてもありがたい機能です。とゆーか、Acrobat4.0にはいくらさがしてもそんな機能がなかったので「なんで??」と思っていました。職業柄A1とかA2の図面をよく扱うのですが、会社にあるこのサイズが出力できる機械はペンプロッタのみ。通常チェック用にはA3のレーザープリンタを使っていますが、原寸で欲しい局面も多々あります。分割出力が出来るようになれば、張り合わせでとりあえず間に合わすことができるので便利そうです。

さて、私はAcrobatがどれくらい普及しているのかとかいう事は全然しりませんが、そこらへんのドキュメントはかなりPDFが多いですし、メーカー製パソコンのマニュアルがPDFになってたりする(Readerはインストール済み?)ことから考えると、現状ではこの地位は揺るぎないもののようです。で、個人的にPDFが一番べんりだな~と思うのがAutoCADで作図した図面を取引先に渡す場合。AutoCADは環境が変わると同じ出力が得られるとは限りませんし、ましてや取引先は別のCADを使っている(又は使っていない)場合がほとんどですので、図面を渡す場合は紙かFAXがほとんどです。が、これだけPDFが一般的になってくると、何の説明も無しにいきなりPDFをメールで送りつけてもほぼ間違いなく向こうで見れるみたいです。他のフォーマットではこうはいきません。PDFで図面を受け取ったことは今までないので、この方法は一般的ではないのでしょうが、図面をPDFで出力というのは今のところ最善の解のような気がします。

[つっこみ]

2001/04/06 (金)

・ ADSLって意外にばらつきがあるのね

今まであまり気になることのなかったADSLのスループットですが、Web上のページを見ていると理論値1.5MbpsのフレッツADSL契約で200Kbps~400Kbps程度しか出ない場合も意外に多いようです。逆に1Mbpsを超えている場合もあるようですので、契約したわ速度でないわ…てな場合には文句の一つも言いたくなるのかも知れません。私の場合は速度測定用のページで約840Kbps(約100KBps)程度でした。中の上ぐらいでしょうか。設置条件やWindowsの設定を変えてスループットをかせぐ方法もいろいろ記載されていたのですが、個人的には100KBps出れば十分です。とゆーか、どの時間帯でもどこに接続しても(よほど重いサーバ以外)安定して100KBpsでるので満足しています。CATV(ZAQ)の時は時間帯によって200KBpsぐらい出るものの、私の生活時間帯では平均50KBps、テレホタイムにいたっては10KBpsとか情けない数字だったので。

で、なんでいきなりこの手の話題を扱っているページを巡回したのかというと、PC Watchにて光ファイバー接続インターネット導入記(一ヶ谷兼乃氏)という記事があったから。フレッツADSLから更に乗り換えるとすればフレッツ光(?)とかかな~と思うのでその辺のニュースは一応目を通しています。が、案の定というか、NTTの光接続はイマイチのようですね。試験サービス開始時の仕様を見て何度も「誤字じゃないの?」と疑ったのが 「幹線10Mbpsのベストエフォート」という内容。かなりの人数が共有するはずの回線の幹線が末端速度とおなじというのはいくらなんでもひどいよね。まぁ光接続は他業者が速度も価格ももっと魅力的なプランを出してきてるので、正式サービスが始まるとすれば幹線容量は一桁か二桁あがるでしょう。が、そうなった場合にもプロバイダにとっては広い帯域を一人で占領されてはたまったもんじゃないので、料金に応じた帯域制限を課してくる可能性が高いでしょう。つまり、安い契約では速度が出ないし、速いのを望めば月額料金は途方もない金額に…。結局のところフレッツADSLはなんだかんだ言って価格・性能バランスの良い商品かもしれません。

[つっこみ]

2001/04/04 (水)

・ CorelDRAW10発売!

すっかり忘れていましたが、4月6日に CorelDRAW10 の日本語版が店頭発売になるようです。生まれて初めて買ったお絵かきソフトが CorelDRAW8J ということもあり、いろいろと愛着のあるタイトルなのです。が、CorelDRAW9 では

を始めとした数々の不具合により、操作方法を習得する前にやる気がなくなってしまうというなんとも変わった特徴があります。

と、これだけ読むとどうしようもないソフトのように思えるので CorelDRAW の名誉のために補足しておきますと、CorelDRAW Graphics Suite というパッケージはこれだけで印刷レベルのDRAW 用途・ PAINT 用途を完全にまかなえる非常に強力なツール郡です。CorelDRAW は Adobe Illustrator、 Corel PHOTO PAINT は Adobe Photoshop が直接比較の対象になりますが、機能面・性能面共に勝るとも劣らないでしょう。ちゃんと動けば(笑)
内に秘めたる能力を考えれば十分お買い得価格と思いますが、「まともに動かん」「重い」「サポートが無い」を考慮すると手放しには誉められないのが残念なところです。

さて、そんな CorelDRAW ですが、私は DRAW は WMF のちょっとした操作・ページレイアウトツールとして・AutoCAD で描いた図形をワードやエクセルに貼る前処理につかったり、PHOTO PAINT は Painter で描いた絵の印刷や減色処理に使ったりと、価格相応ではないにしても便利に使っています。そこで、CorelDRAW10 に求めるものはズバリ「安定性」。すぐには買わないとは思いますが、今度こそは「手放しにお奨めできる」製品に仕上がっている事を期待したいものです。

[つっこみ]

2001/04/01 (日)

・ ローカルルータはLANで化ける?

現在うちのインターネット接続は端末型ADSL契約ですので、IPアドレスは一つしか割り当てられていません。そんなわけでローカルルータ(というのかどうか知りませんが、とにかくPPPoE+NAT+DHCP S/C箱)を使って回線を共有しています。下のような感じですね。

で、中のサーバが外から見えるようにポート80を10.0.0.10に向け、ローカルルータのWAN側アドレスは動くのでtoriyu.dyn.toで参照できるようにしている…といった構成です。

これではじめのうちは特に問題なかったような気がしていたのですが、しばらく使ってるとサーバで動かしているApache+PHPで文字化けや文字落ちが発生している事に気づきました。当初はサーバサイドの問題だろうとPHPやらApacheやらSQLサーバやら、はたまたOSのFreeBSDやらを疑っていたので原因究明にかなり時間がかかったのですが、どうやら文字落ち等の原因はローカルルータにあるようです。WWWブラウザで試した組み合わせではこんな感じです。

方法 ルート 状態
http://toriyu.dyn.to/~
DHCP-10.0.0.1-10.0.0.10
NG
http://10.0.0.10/~
DHCP-10.0.0.10
Good
(外部proxy設定して)
http://toriyu.dyn.to/~
DHCP--proxy--toriyu.dyn.to-10.0.0.10
Good
(WANから)
http://toriyu.dyn.to/~
WAN-toriyu.dyn.to-10.0.0.10
Good

まぁ外からアクセスした時は文字落ちとかは発生していなかったというのがせめてもの救いなのですが、LAN内のサーバのアクセスに外のproxyをつかわにゃならんというのはちょっと不便な話です。で、上の表からすると素直にサーバに向いてる場合は問題なく、何故かローカルルータを経由している場合はNGです。「名前の解決がちゃんとできてないんでないの?」という気がしますが、こういうのはどこで指定するもんなのでしょうね。サーバでnmbdを動かしてればWindowsからは/etc/hostsが反映される…ような気がしていたのですが、そうはなっていないようで。全然わかりません(笑)

てなわけで、軟弱物の私はWindowsの\WINDOWS\HOSTSにエントリを追加して直接サーバに向くようにしてみました。このファイルに頼ったのは久しぶりだな~。

ルーティングに問題はあったというものの、文字落ちの直接の原因がローカルルータの仕様というのはいただけません。それぞれ10/100EthernetSwitchにぶらさげるという規格どおりの使い方をしているわけで、「アクセスが集中する」のではなく単に「想定している速度より速い」だけで文字落ちを起こすというのはどうなんでしょね。DHCPサーバにした場合デフォルトルートはローカルルータに向くわけだから、すくなくとも自分の持ってる10Base-T程度では取りこぼししないでほしいものです。

だいぶ前にケーブルテレビ・インターネットにした時にはNIC2枚差しでサーバでNATd動かしていましたが、適価にてローカルルータが出てきたので途中で置換えました。メンテナンス性は格段によくなったのですが、残念ながらパフォーマンスの点においては数段劣るようです。

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