ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2003/08/21 (木)

・ USBサウンドブラスター

そんなわけで、別の USB-光アダプタを買ってきました。ヨドバシカメラにて¥9,800也。いや、単に負荷の問題だけであればCardBusのNICにて解決したのですが、DA-Port USBで接続して演奏すると心なしかいい音がするんですねー(汗)。 『う~ん、これはきっと性能の悪い44k->48k変換のせいで音が変わってしまってるに違いない』と勝手に決め付けて44.1kで出力できるのんを買ってみました。

お店にはいろいろあったのですが、とりあえずあんまり高くないもので素直そうなもの・・・ということで、Sound Blaster Digital Musicになりました。名前が気に入ったというのももちろんあります(笑)。それで、売り文句に『デジタル入出力は、サンプリングレートコンバーターを介さないデジタル伝送に対応。』ということが書いてまして、本体に付いてる切替スイッチによりデジタル専用モードとデジタル/アナログモードがあるのだそうです。いまいち説明書を見てもよくわからないのですが、とりあえずデジタルモード専用モードにしてコントロールパネルから出力モードを44.1kHzにしてみると、外付けDACの表示はこうなりました。

おぉぉ、確かに44.1kHzで出ているようですね。もちろんこれまでは48kHzと表示されていたのです。

次にCPU負荷を調べてみました。このユニットではデジタルモードでは44.1/48k選択、アナログ兼用モードでは48kのみの出力となっていますので、全てにおいて測定しました。

Digital 44.1kHzDigital 48kDigital/Analog 48k

前の測定値と比べると異様に高いピークは無くなって平坦化されているのですが・・・・。あれっ? サンプリングレートコンバーターを介さないとかいいつつ、digital48kに切り替えても出力できているではないの(笑) ←ソースはCDなので44.1kHzです。そしてdigitalモードでもdigital/analogモードでも負荷はさほど変わらないんですねー(汗) NICのアクセスランプを見ると、以前より短い間隔で点滅してますから、一度に処理していたものを分散することによって負荷のピーク値が下がっているということでしょうが、44.1kHzモードの出力が本物の波形かどうかはちょっと妖しいです(笑)

といっても、使ってみて特に問題はないですし、スタンバイ時の雑音もそれほど問題ありません(雑音が入るときもあるのですが、DA-Portと違ってアンプへの影響は無い程度)。ヘッドホンアンプも付いててLINE出力もありますから、USBオーディオユニットとしてはなかなかツボを押えた仕様なのです。最後に実際の音がどうかな~ということで、DAC側でCDプレーヤのSPDIF出力と切替えながら聞き比べてみました。ぜんぜん違いがわかりません(^^;)。『やっぱり音はいいんですねー』と思いつつ、 念のために前の48k USB光アダプタと聞き比べてみました。こちらもぜんぜん違いがわかりません(笑)。むむ、DA-PORTの音が良く聞こえたのは単なる気のせいだったようです(←オチ)

ちなみに、ボリュームを最大にしたときの出力レベルが本来のCDの出力と同一になるのと、各種エフェクトはデフォルトではすべてOFFになっているということで、Digital Music という名前に恥じない扱いやすい製品だと思います。
[つっこみ]

・ Geocities除け

昨日から うちのリンクチェッカでよっしーさんとこのページが更新されていないのに誤って拾ってしまっていました。で、この原因は広告タグを除去するのが面倒なので先頭の指定した行を決め打ちして除去していた(^^;)のですが、最近になって広告により行数が異なることが出てきたようです。

そんなわけで、PHPでGeoCitiesの広告を除去する方法

$s = preg_replace("/(.*)(<!--\*\/GeoGuide.*GeoGuide\/\*-->)(.*)/s","$1$3",$s);
う、めちゃめちゃ簡単ではないか(笑)。毎度のことながら、もっと早くにしておけばよかったです。

[つっこみ]

・ 復活のDA-PORT USB

先の実験で D2link(USB-光アダプタ)の負荷が非常に高いことがわかったわけなのですが、いくらなんでも大きすぎるのではないかい? ということでスペックの似通ったデスクトップ機をでっちあげて実験をしてみ・・・たかったのですが、Windowsのインストールって時間がかかるんですねー。しかもASUS T2P4というマザーボードはATなのでPS/2マウスコネクタもUSBコネクタも無い。あぅあぅ。

てことで、がさごそあさっていると、いにしえのDA-PORT USBが出てきました。これっていろいろ悪いところがあってつかってなかったのですが、冷やかしで560Xに接続してみました。

DA-PORT USB

ありゃりゃ? D2linkと比べてみれば一目瞭然なのですが、ヒーコラ言ってたのが余裕しゃくしゃくではないですか。このDA-PORT USBというのはサンプリング周波数変換機能は持ってなくて、32k/44.1k/48kのデータしか出力できません。それが幸いして負荷が非常に低くなっているようなのです。ま、USB-光アダプタのように48k固定出力の場合はCDのキャプチャが44.1kですから周波数変換が必要になるとはいえ、まじめにCPUでそんなことをしていてはリアルタイムで処理できるはずがないので(※) 完全にハードウェアで処理していると思っていたのですが、ソフトウェアの負担も結構大きかったのですねー。
※ MC68000の話ですが、C言語で書いたPCM周波数変換プログラムでは20秒ぐらいのデータを律儀に変換するのに5時間ぐらいかかりました(笑)

なお、DA-PORT USBは購入当時 使用するに耐えないほどの問題がありました。これは次の2点です。

ということで、何を考えて売り出したのか理解に苦しむ欠陥商品だったのです。ところが、本日 560X に接続してみると、 ということで、なかなか好調なのです。

ところが、一つだけ問題がありました。

スタンバイ移行時に大きいノイズが短時間鳴る

のです。うむむ、これが無ければ使ってあげたのにね~。残念。

そんなわけで長々と書きましたが、結論は『負荷が低いUSB光アダプタがあるかもしれない』ということ。それを探すには 数打ちゃ当たる戦法が手っ取り早いのですが・・・これまた散財しそうなので困ったところです(笑)

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