チャンネルサーバの故障で返ってきたハードディスクですが、せっかくなのでどれくらい不良だったのか調べてみました。その前にパーティションの構成を FreeBSD の fdisk で調査です。←万が一のための自分用メモ
[disk1] システム+録画データ[disk2] 録画データのみparameters extracted from in-core disklabel are: cylinders=317632 heads=16 sectors/track=63 (1008 blks/cyl) Media sector size is 512 Warning: BIOS sector numbering starts with sector 1 Information from DOS bootblock is: The data for partition 1 is: sysid 131 (0x83),(Linux native) start 63, size 286711992 (139996 Meg), flag 0 beg: cyl 0/ head 1/ sector 1; end: cyl 1023/ head 254/ sector 63 The data for partition 2 is: sysid 131 (0x83),(Linux native) start 286728120, size 2040255 (996 Meg), flag 0 beg: cyl 1023/ head 254/ sector 63; end: cyl 1023/ head 254/ sector 63 The data for partition 3 is: sysid 131 (0x83),(Linux native) start 288768375, size 2040255 (996 Meg), flag 0 beg: cyl 1023/ head 254/ sector 63; end: cyl 1023/ head 254/ sector 63 The data for partition 4 is: sysid 15 (0x0f),(Extended DOS (LBA)) start 290824695, size 14329980 (6997 Meg), flag 0 beg: cyl 1023/ head 254/ sector 63; end: cyl 1023/ head 254/ sector 63
parameters extracted from in-core disklabel are: cylinders=317632 heads=16 sectors/track=63 (1008 blks/cyl) Media sector size is 512 Warning: BIOS sector numbering starts with sector 1 Information from DOS bootblock is: The data for partition 1 is: sysid 131 (0x83),(Linux native) start 63, size 286711992 (139996 Meg), flag 0 beg: cyl 0/ head 1/ sector 1; end: cyl 1023/ head 254/ sector 63 The data for partition 2 is: sysid 131 (0x83),(Linux native) start 296961525, size 6136830 (2996 Meg), flag 0 beg: cyl 1023/ head 254/ sector 63; end: cyl 1023/ head 254/ sector 63 The data for partition 3 is: sysid 131 (0x83),(Linux native) start 303098355, size 2056320 (1004 Meg), flag 0 beg: cyl 1023/ head 254/ sector 63; end: cyl 1023/ head 254/ sector 63 The data for partition 4 is:
次に、FreeBSDの dd にて
# dd if=/dev/ad2 of=/dev/null bs=64k conv=sync,noerror count=xxxx等のようにして不良セクタが存在するかどうかを調べた結果です。
ディスク1: 不良セクタ15個所ぬぬぬっ、ほんの一年と少し前に交換したハードディスクにもかかわらず、両方のドライブに不良セクタがあるとは・・・。しかも一台には15個所も(^^;)。このドライブはチャンネルサーバーの保証期間が切れた後でHDDがお亡くなりになった場合に備えて厳重に保管する必要があるので書込みテストは行っていませんが、これだけ大量に不良セクタがあるということは代替セクタを使い切った後の症状と見るのが正しいでしょうか。
ディスク2: 不良セクタ 2個所
ちなみに、ハードディスクはそんなに壊れるものか? ということで、私の管轄下にある FreeBSD にて dd を使ってハードディスクの様子を見てみました。
場所 | 用途・使用期間 | ディスク容量 | 状況 |
---|---|---|---|
会社サーバ | イントラネットサーバとして過去 2~3年24時間稼動 | 40+45GB | 2台のうち1台に不良セクタ1個所発見(その場でddにて削除成功) |
お店その1 | 3年前からルータの代わりに24時間稼動 | 15GB | 異常なし |
お店その2 | 2年前から中古PCをルータの代わりに24時間稼動 | 30GB | 不良セクタ1個所(先日HDD換装により対処) |
お店その3 | 2年前から中古PCをルータの代わりに24時間稼動 | 20GB | 異常なし |
お店その4 | 2年前から中古PCをルータの代わりに24時間稼動 | 4GB | 異常なし |
お店その5 | 2年前から中古PCをルータの代わりに24時間稼動 | 4GB | 異常なし |
お店その6 | 半年前から中古PCをルータの代わりに24時間稼動 | 4GB | 異常なし |
おうちサーバ | 1ヶ月前にリプレースしたおうちサーバ(このページのWWWサーバ) | 160GB | 異常なし |
おうちバックアップ機 | 半年前から週に一度数時間 リモートバックアップ時のみ稼動 | 160GB | 異常なし |
ところで、これだけ不良セクタが現れる原因として思い当たるものを列挙してみましょう。
このうち、(2)は一度修理に出していることと、その後返ってきたHDDが2台とも不良でしたので当てはまりません。(8) はファイルシステムの論理的不整合であればありえますが、現在のハードディスクは基本的にオートリトラクト機能が付いているはずなのでこれが原因で不良セクタが増えることもないでしょう(そもそも電源を切ることは無いし)。ということで残りを大別すると、『HDDの仕様』か『HDDの問題』か『チャンネルサーバの問題』になります。今回修理で返ってきたチャンネルサーバには前回と違って HITACHI のHDDが入っていますから、1~2年後に同じように壊れているかどうかでチャンネルサーバに問題があるかどうかが判ります。『仕様か問題か?』に関しては壊れてから現在不良セクタが少ないハードディスクに書込みをしてみて代替セクタ処理がなされるかで判断できるでしょう。
いずれにしても故障待ちということになりますね(笑)。
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