今回はとっても恥ずかしいお話。
私はいつも紙に書いたやつにPainterで色塗りしています。簡単アニメ塗りしかやったことないので、先にベタ塗りでレイヤ分けしてから色塗りします。で、レイヤ分けの際に使用するのがなげなわツール。主線どおりにそろーっとなぞっておんなじ形の選択範囲を作成するわけです。
が、ここで問題発生。なぞってる最中に途中でペンの軌跡に追従しなくなって、手を放してみると右図のように変な形で始点と終点が結ばれちゃうことがあるんですね。こういう複雑な形を交差するように結ばれちゃうと、始めからやり直したほうが早いです。で、これが起こる原因は「筆圧にばらつきがあるために途中でドラッグが終了したと判定されるため」と思っていたのです。ついさっきまで。でも違いました。ホントの理由は
一度に囲える範囲がその程度という仕様なのでした。
ということで、数年越しの謎が解けたところでサンプル画像。Painterをお持ちの方は左の図を保存してPainterのなげなわツールでどこまでなぞれるか試してみてください。うちの環境ではピンクの点ぐらいで終了します。表示を2倍に拡大するとさらに短くなって青い点で終了します。何回やってもゴールにたどり着くことが出来ません(^^)。
ちなみに他のお絵書きソフトでは? ということで、Photoshop Elements3とPaintShopPro7で試してみましたが、どちらもゴールした後あきるまでぐりぐりやっても途中で切れたりすることはありませんでした。Painterでは9でも10でもおんなじ(T^T)。
メインメモリが多ければ症状が緩和されるのかな~とも思いましたが、Painterの設定でメモリの80%ぐらい使うようになっているところを一時的に20%にしても特になげなわツールに関して変化はありませんでした。ということはおそらく実メモリを多くしたところで状況は変わらないでしょう。
このなげなわツールの仕様、何年もPainterを使ってたけどぜんぜん知りませんでした(恥)。Painterの仕様というならレイヤ分けは別のソフトでやれば良い気もしますが、絵のはしっこを画面の真ん中に持ってこられないソフトばっかりなので使いにくくて。「ピンクの点までに一工程を切り上げる」「拡大している時は更に短くなる」を肝に銘じてこれからも付き合っていきましょう(T T)。
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11/23 | ( Y.Kumagai ) |
ああぁぁ!!? これはなんというインク切れ(苦笑) こちらは最終S字カーブの手前でリタイアしました。 | |
11/23 | ( たかたに ) |
うちのは最終コーナーを抜けた時もありますから、ちょっとだけ燃費がよいみたいですね(笑)。 |