自宅サーバの漢字コードを EUC-JP から UTF-8 に変更したのに伴い、今まで慣れ親しんだ vi エディタを elvis から vim に変更しました(elvisはUTF8が使えないため)。同じ vi ベースなので基本操作は同じなのですが、独自に拡張していったところは操作に互換性がありません。ということで使いそうな機能の覚え書き。
コマンド | 機能 |
---|---|
>> | インデント(右) |
<< | 逆インデント(左) |
u | UNDO(多段階) |
^r | REDO(UNDOを元に戻す) |
:new | 画面を分割して新しいバッファを開く |
:e [file] | 現在のバッファでファイルを読み込む |
^w^w | ウインドウの切り替え |
:bw | バッファを閉じる |
:bn | 次のバッファに移動 |
v または V | 文字または行単位の選択範囲 |
:noh | ハイライトを消す |
とりあえずこれくらい覚えておいたら普通に使えるかな。vim では面白いことに [^p]や[^n]でカーソル移動ができるんですね。 でもそんな操作をすると[^f]や[^b]を押してパニくるのが目に見えているので(笑)使わないっと。elvis ではバッファは一つしか持てなかったので、大量にペーストする場合は cat とかでくっつけてからヤンクするという涙ぐましい努力をしていたのですが、vim だとそんなことしなくても良いんですね(^_^)。あと、>> なんかは elvis でも同じだったようですが、\ コマンドのメニューばっかり使ってたのでぜんぜん知りませんでした。
それよりなにより、[v]とか[V]ってコマンドがあったのですね。これまた elvis でもあったみたいなのですが(^_^;;)、画面見ながら範囲を決められるんですね。
アリス・キャロル 水無灯里 藍華・S・グランチェスタ アテナ・グローリー アリシア・フローレンス 晃・E・フェラーリ ~ ~ ~ |
[ V ]の後[ j ]を3回押す -------→ |
アリス・キャロル 水無灯里 藍華・S・グランチェスタ アテナ・グローリー アリシア・フローレンス 晃・E・フェラーリ ~ ~ ~ |
そんな機能があるとはぜんぜん知らなかったので、これまでは上のような操作をする時は
のどっちかを使ってましたよ。少ない行の場合は良いのですが、数画面分もある場合は[^f]とか[^b]で動いた後で[^g]して現在行を覚えて・・・、とやってました。そうするしか方法が無いと思ってたので別に大変とも思わなかったのですが、結構無駄な作業をしていたのですな(T^T)。