下で『VTUNで暗号化に時間がかかる』というようなことを書きましたが、その後調べてみると、暗号化ではなく『圧縮に時間がかかっている』ことがわかりました。てことで、同じ環境で速度を測定しなおしたのが下表です。
方向 | PNGファイル (1MB) | 巨大HTML (5MB) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
直接 | VTUN(圧縮) | VTUN(非圧) | 直接 | VTUN(圧縮) | VTUN(非圧) | |
自宅-->会社 | 3040 kbps | 1200 kbps (39.5%) | 2693 kbps (88.6%) | 3240 kbps | 1680 kbps (51.9%) | 2800 kbps (86.4%) |
自宅<--会社 | 687 kbps | 639 kbps (93.0%) | 653 kbps (95.1%) | 674 kbps | 1165 kbps (172.8%) | 654 kbps (97.0%) |
自宅-->会社では圧縮有りの場合は半分以下のスピードしか出ていませんでしたが、圧縮なしにするとPNGで8割以上のスピードが出るようになりました。圧縮率が期待できるHTMLの場合もK6-200のしょぼいCPUで3Mbpsを処理するのは無理のようです。逆に回線容量700kbps弱のPentiumII-300で圧縮を行う 自宅<--会社方向においてはPNGで9割以上、HTMLに至っては回線速度より速い172.8%を記録しています。まぁこの数字が『VTUNが圧縮をサポートしている理由』なのでしょうが、余りものパーツで仕事をさせる場合は圧縮の有無とかレベルを考える必要がありそうです
因みに、NetMeetingで通話できるかどうかはまだ試していません。だって全部自宅からの作業ですしねぇ。会社でPC使える人は同じように休んでるし(^^;)。リモート作業でWindows機の電源ボタンとキーボード押す方法はないかいの~(笑)