先日 Kei のお別れ会で和歌山に行きましたが、今日はスイフトの歓迎会として同じコースを走ってきました。前回給油から一週間通勤で270km走った後ですが、この状態で給油してもあんまり入んないし。前回走行の距離と予想燃費から行くと、ギリギリ無給油で帰ってこれるハズ!!
ってことでそのまま出かける暴挙に出ました(^_^)。まぁ実際無給油で帰ってこれまして、今回の満タン法の燃費は20.01km/Lでした。燃費計の読みは21.9km/Lでしたので、一割ほどメーターの方が良く表示されるようです。
Keiに付けてた燃費計と違って、スイフトには車のメーターに付いてる燃費計しかありません。で、オドメーターは整数の桁しか出ないのでトリップメーターで小数点一位まで拾おうと思いましたが、トリップと平均燃費は同時に画面に出せません(ぐぬぬ)。あんまり精度はよくないですが、走行距離(整数)と平均燃費(小数点一位)を写真に撮って区間燃費を算出しました。
| 地点 |
ODO |
平均燃費 |
区間距離 |
区間燃料 |
区間燃費 |
補正後燃費 |
備考 |
(参考) Kei燃費 |
| A |
827 |
19.1 |
- |
- |
- |
- |
|
- |
| B |
976 |
21.1 |
149 |
5.7 |
26.1 |
23.5 |
高速道路 |
24.82 |
| C(折返点) |
1047 |
21.7 |
71 |
2.7 |
26.1 |
23.5 |
一般道 平地 |
25.60 |
| D |
1135 |
22.0 |
88 |
3.7 |
23.8 |
21.5 |
一般道 平地 |
23.36 |
| E |
1234 |
21.8 |
99 |
4.8 |
20.7 |
18.6 |
一般道 山道 |
23.09 |
| F |
1291 |
22.0 |
57 |
2.3 |
24.7 |
22.2 |
高速道路 |
22.36 |
満タン法とメーター読みが異なるので、サンプル数は1回ですが、1割減として区間燃費の補正値を記載しています。その結果、どの区間においてもKeiに負けてます(苦笑)。DからEに至る山道の区間燃費は落ち込みが激しいですが、それもそのはず、前回は雪が残ってたので超慎重に行きましたが、今回はベタ踏みしたり5千回転ぐらい回したり、普段使わないブレーキ使ってみたりと、かなり色んなコトして遊んでたので(^_^)。とはいえ、全工程の燃費は補正値で21.7km/Lですので悪くはないです。Keiの23.95km/Lと比べると劣りますが、タンクが空になるまで走れる距離は
Keiが718kmに対してスイフトでは911kmとなるので、給油回数としてはスイフトのほうが少なく済みます。
で、ちょっと長い距離を走って気づいたことを書いておきましょう。
- クルーズコントロールは足が楽なのではない
-
もし何かあればブレーキを踏まなくてはいけませんので、右足をあまりにも変なところへ置いておくわけにもいかず、ペダルを踏んでないこと自体で良いことはさほどありません。が、確かに運転は楽です。なにかというと、等速で維持することに神経を使わなくて済むのが良いです。高速道路の左車線をゆっくり走ってると、右側から簡単に追い越せるにもかかわらず、自分の後ろに車列ができることがあります。これは前走車が調度良いペースメーカーなので、ゆっくり走りたい人が後ろに並んで一緒に走ることになるんですね。まぁ私もよくやるのでその事自体は構わないのですが、車列が出来た時に自分が先頭だと正確に等速運転しないといけない気がして結構神経を使うのです。勾配の変化・左からの合流・他車の追い越し・目の錯覚。いつの間にか速度が落ちてたり上がってたりするのを回避するには頻繁にスピードメーターを見なくてはなりません。でもクルーズコントロールなら大丈夫。試した限りでは5速80km/hでは勾配によらず意図せず速度が変わることはありませんでした。等速の度合いはGPSロガーのグラフを見れば一目瞭然。Keiでは人間クルーズコントロールを目指して走ったつもりでしたが、ぜんぜん勝負になってませんね(^_^)。

- Keiよりスイフトの方が山道が速い
- 軽自動車の方が軽いので速いのかと思ってましたが、実際に走ってみるとKeiで頑張って曲がっていた速度はスイフトでは楽々と曲がれます。さらに旋回速度を上げてもまだ曲がれます。車重は重いですが、明らかにKeiより力強く登りますし、下りもあんまり減速せずに曲がれます。これは意外でした。ちなみに、私はいわゆる限界走行というのをしたことがないので、上の話はあくまで「余裕を持って走れる」範囲のことです。
- 3速のエンブレはあんまり効かない
- Keiではブレーキかける代わりにギアを3速にしたらちょうど良い具合に減速されるのでそのまま曲がれましたが、スイフトでは3速にしてもあんまり減速されません。まあ減速されなくても曲がれるのですが、勾配がキツい場合など、Keiで3速を使っていた局面ではスイフトは2速に入れると良い感じのようです。交差点を曲がるときでも Keiでは 5→4→3→2(H&T) で曲がってたところが
スイフトでは 5→4→3(ブリッピング)で十分だったりして、おんなじ5MTでもずいぶん違うものだなーと感じます。
- 下りのクルコンは変な感じ
- クルーズコントロールが見事に速度を維持することは前述の通りですが、当然 平地や上り以外に下り坂でも速度を維持してくれます。勾配の具合にもよるのですが、下り坂で速度を維持する為に アクセル全閉(燃料カット)→アクセル弱(燃料噴射) と思われる動作を1秒単位ぐらいで繰り返していた時がありました。もしかしたら運転者以外は気づかないかもしれない程度の変化ですが、自分で運転するときは有り得ない動作な訳で、なかなか興味深かったです。まぁ80km/hの速度域での燃料カットが気になるくらい通常時の速度変化による前後揺れが無いってことかもしれませんが。
という感じ。Keiよりスイフトの方が実用回転域が広いのでいろんな運転の仕方が出来る事はわかりましたが、この車をどう走らせたらいちばん燃費が良くなるかはよく分かりません。もうしばらくしたら平均燃費じゃなく瞬間燃費を表示させて走る事にしましょうか。
# 燃費は気にせず運転することにすると言いつつ、燃費マニアの本性が(^_^)
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