ということで、日本橋にPentium4対応電源を買いに行くことになったのですが、ついでなので自分用のThinkPadを買ってきました。←それはついでとは言わない(笑)
今回は 560X からは大幅パワーアップの ThinkPad T20 (2647-44J) です。あまり高価なノートパソコンを買うつもりは無いのですが、現在メイン機で行っている作業のほとんどすべてをノートパソコンに移行する予定ですので、快適に使用できるようにするには少々追加投資が必要です。てことで、今回の投資リスト。
品名 | 仕様 | 金額 |
本体 | IBM ThinkPad T20 2647-44J | 83,800 |
メモリ | SO-DIMM 256MB(PC-100) | 5,680 |
HDD | IBM IC25N020ATCS05 20GB 5400rpm buf:8MB | 11,450 |
OS | WindowsXP Professional | 18,890 |
合 計 | \119,820 |
|
[スペック(増強後)]
- Pentium!!!(700)
- メモリ384MB
- ハードディスク20GB
- 14.1型TFT LCD
- DVD-ROMドライブ内臓
- FDDはウルトラベイで排他
- USBx1,有線LANx1
- 無線LANは無し(PCカード使用)
|
まぁいろいろくっつけてるのでお買い得・・・とはいきませんが、入門機の560Xと実験機のA20mを経て納得の投資です。てことで、例によっていろいろ感じたことなど。
- ものすごく状態が良い
- お店の説明書きには『箱体擦り傷有り/HDD不良セクター有り/液晶押したような抜け有り』ということだったので、あまり良くない状態だと思っていたのですが・・・。お店で見たときはよくわからなかったのですが、家に持って帰ってしげしげと眺めてみると、外装にシール後と軽い擦り傷があるもののゴムみたいな塗装は一箇所もはげてませんし、端子類の傷みも無し、液晶も表示する色によって二箇所ムラがあるけど十分明るい、キーボードに至っては新品にしか見えない(^^;)のです。うむむむ、私のVAIO-U半年使っただけでもっとボロボロなんですが、いったいこのノートパソコンはどんな使われ方をしていたのだろう(謎)
- 液晶はとっても明るい
- 液晶の明るさは7段階で調整できるのですが、一番暗くした状態でも560Xの一番明るい時よりも明るいのです(笑)。色合いもナナオ T761と比較すればかなり劣るものの560Xとは段違いですね。今まで560Xでは肌色と白色の区別がつかなかったのです(爆)。お絵かきページをうろうろする環境がずいぶん良くなりました。
- 結構速い
- まぁ560Xからリプレースする最大の理由が動作速度なのですが、思ったよりも速く動くようです。てゆーか、『無線LANってこんなに快適だったの?』という感じです。A20mではもうすこしもたついていたので、HDDが効いているのかもしれません。SpeedStepなので状況によってCPUクロックがころころ変わるみたいなのですが、体感ではいずれの状態でも速いです。
ちなみに、VAIO-Uは860MHz駆動らしいのですが・・・ 体感速度は166MHzぐらいです(^^;)
- じつはステレオスピーカ付
- ぜんぜん知らなかったのですが、こんなところにスピーカが。パソコンのスピーカなので音は良くないのですが、ポケットラジオ程度の音なら鳴ります。560Xよりはかなりマシです。
- SONYの無線LANカードはなんとか刺さる
- TypeIIx2 なので、下側にさせばなんとか刺さります(これ)。上にも一応刺さるのですが、LCDの蓋と干渉して閉まりません。下のみと考えたほうがよいですね。
- キーボードはとても軽い
- 560Xのキーボードを使っていたせいだと思いますが、軽すぎてホームポジションに手を置いていてるだけで間違ってキーが入力されることがあります(笑)。会社では軽いキーボードを使っていますから、そのうち慣れるでしょう。それよりも困るのが右CTRLキーですね。600Xを検討したことがあるのでキーボードのレイアウト変更は前から承知しており、スペースキーより右側のキーはほとんど押さないという結論が出ていたのですが・・・。私の場合、CTRL+C と CTRL+F については右CTRLを押す習性があるようです。早いこと慣れないといけません。
- 奥行きが少しある
- 560Xと同サイズなのかと思っていたのですが、すこし大きいです。てことで、二つ並べて記念撮影。『大きい理由はLCDサイズに本体サイズを合わせたため』というのがはっきりわかるので特に不満はないです。
- USBオーディオが鳴らない
- これは予想外。正確には『一応動くけれど音が割れる』といったところです。ボリュームを下げたりハードウェアアクセラレータのつまみを下げてみたりしても特に改善せず。メーカーのサポートコーナーには標準ドライバで動作すると書いてあるのだけれど。別のUSBオーディオインタフェイスを買ってくるか 560Xをジュークボックス専用とするかになりそうです。ちなみに、DVD再生時にはちゃんと鳴ります。謎
- ACアダプタはあまり発熱しない
- 560Xのアダプタは使っていると結構熱くなるのですが、パソコンにつないでいなくてもAC側を差しているだけでも熱くなるのです。こういうものだと思っていたのですが、T20に付いているものはほとんど発熱しないですね。なかなかよろしい。
てことで、感想をつらつら述べてみました。パソコンの処理速度はものすごい勢いで進化していまして、2年もすると旧機種とは比較にならないほど高速になります。その割には中古品の値段はあんまり安くないので『新品の安いものを買ったほうが良い』のは常識だったのですが、最近はわりと古い機種でもくそ重いWindowsXPやOfficeを軽々動かせますから、場合によっては中古のほうが良かったりするのです。
# メーカー保証が付くアウトレット品はもっとお買い得なのですが、さすがにこれは見つけるのが困難です(^^;)
□ 関連記事