会社のエラいひとが『最近はパソコンでテレビ会議のようなのができるみたいなので、やりなさい』とのこと。で、ものは試しでUSBカメラをいくつか買ってきてつないでみたのですが、なかなかおもしろいですな。遊べます(笑)。で、一つを東京に宅急便で送ってvtund回線経由で NetMeeting を動かしてみたのですが、意外と絵の映りも良くてカメラに内臓のマイクの感度も良く、音がワンテンポ遅れることを我慢すればテレビ電話としてそれなりに使えたりします。
それで、うちの会社は東京以外にも近畿にいくつかお店があって、『こっちにも』ってことになったのですが、こちらの場合にはパソコンが一台あるだけですので、vtund用にFreeBSDを置くのは大げさすぎるのですねー。UPnPなソフトはWindows2000では動かないそうですし、Yahoo Messenger というのはNAT下でも使えそうなのですが画像がカクカクで音声チャットも使いにくくてイマイチよろしくありません。ということでやはりVPNを利用。いろいろ探していると、PPTPというのはWindows98から実装されているVPNだそうで、追加機材が必要なさそうなのでちょっと試してみました。
portsに net/poptop というのがあるので、おもむろにインストール。WWWで設定をパクろうと(^^;)うろうろしていると、なぜか同じソフトウェアなのに設定方法がぜんぜん違うのですねぇ。はじめは意味不明だったのですが、要するに configure 時に --with-bsdppp が付いていると、iij-ppp、そうでないときはpppdが使われるようです。FreeBSDで使う場合は認証時の都合により iij-pppの方が良いみたいなので、ppp.conf やら ppp.linkup やらを適当にいじくりまわして動作させてみました。
で、実際に動かしてみると思った以上にまともに動きまして、wins server(sambaで運用)のアドレスを与えることができますから、VPN経由ではあっても接続先のコンピュータがずらずら表示されて面白いのです。VAIO-U + PHSにて外から会社のWWWを見るときは ssh port forward を使ってPROXYで表示させていましたが、PPTPは直接会社のLANにぶらさがるのとほとんど同じ状況が再現できる点でお手軽みたいです。とりあえず動くようにはなったのですが、2つ以上接続しようとすると 'No available tunnel devices found' となってうまく繋がってくれません。う~む、よくわからん。
# 単に MAKEDEV するのを忘れていたようです(恥
それにしても、会社のネットワークは ssh やら vtund やら PPTP やら・・・、なんか穴だらけですな(笑)。
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