半分ネタ・半分本気にて、PCG-U101上でタブレットを接続し Painter を動かしてみました。以前メインマシンとして使っていた 『組立て据置きPC/AT互換機』は最近ではお絵かきするときだけ電源を入れる機械になり下がっています。処理能力としては申し分ないのですが、いかんせん『熱い』ですし『暑い』のでこれからの季節はできれば使いたくないのです。
てことで、実際に使ってみた印象。
- 英語版Painter7では噂どおり描画がワンテンポ遅れる
- 『地域と言語のオプション』で『Unicode対応でないプログラムの言語』を英語にすると、普通に動くようになる
- U101のCeleron600Aは Pentium4-2A(Northwood)に比較するとちょいと遅い。が、十分実用的な速度
- 上記の遅い理由はRDRAM対DDR-SDRAMの違いではなく、単純にCPUの能力の違いのような気がする
- 外部ディスプレイ端子からLCDに映し出してみると、画面は大きく映るがなんだかボケててよろしくない。本体のちっちゃい液晶の方が見やすいかも
- U101本体の液晶はバックライトを暗くしすぎなければわりと正しい色が出る
- キーボードショートカットは使いにくい。CTRL+Zとかはタブレットに付いているキーボードエミュレーションを使ったほうが良いみたい(favoには付いてないけど^^;)
- メモリは512MBあるので不足は感じない
- 結構熱くなってファンの音もすごいのだけれど、デスクトップ機に比べると発熱量はとても小さい
という具合に、まぁ少し我慢すれば使えるレベルだったりします。ただ、地域と言語のオプションを変更すると弊害も発生しまして、
- 壁紙は始めは表示されるが、ウインドウ描画の後で再描画されるべき時に『真っ白』になる。つまり、Painterを立ち上げたら、その後は壁紙はずっと真っ白。
- Smart Network とか ATI のディスプレイユーティリティーとか、標準で入っているやつでも文字化けで書いてあることがぜんぜんわからない。
- そもそも切り替えるのに再起動しなくてはならない
ということで、ちょっと使いにくいのです。
最終的に『暑いのをがまんする』か『使いにくいのを我慢する』かの二択になるとおもうのですが、今のところの実験結果としてはあんまり頻繁には使いませんし、『暑いのを我慢』したほうが幸せになれそうです(笑)。今後もっと暑くなってくれば状況がかわってくるかもしれませんが(^^;)。もしマジで使うとなれば、日本語版Painter7の購入を真剣に検討せねばなりませぬ(←XPパッチがある為)