ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2002/10/11 (金)

・ FreeBSD on PC98

会社にころがっている古~いPC98(PC9821Xa13)にFreeBSD(98)をインストールしてみました。PC98パッチはXFree86と違って本家にマージされていませんので、必要な差分ファイルをかき集めてきて適当なパーティションに入れてインストール・・・という記憶があったのですが、今はブートフロッピーを2枚作成するだけでネットワークインストールがお手軽で良いみたいです。遅いCPU+98の遅いHDD+ADSL8M(実質3.5Mbps)という環境でしたが、インストールが始まってから20分ぐらいで終わりました。案外速かったですな。

で、なんでまたこんな血迷った行動に出たのかっていうと、 単にヒマだったから いや、HP Deskjet1220cをWindows2000で共有させようとすると何故かプリンタスプーラを無効にして直接出力に設定しないといけないのですね・・・。こうするとクライアント機で印刷を指令したタスクは印刷が終わるまで固まってしまうのでどうもよろしくないのです。てことで、FreeBSD+sambaの出番。FreeBSDに仕事をさせるときはやり方を把握していないとちっとも動いてくれないのですが、一度でもやったことがあれば訳のわからないところでつまづく事が少ないのでそこそこ計算できます。Windowsでもたぶん同じことはできるのでしょうが、普通のunixの知識に加えてWindowsの独自用語と説明書には載っていないPlug'nPrayのノウハウが必要なので私には難しすぎてよくわからないのです。

てことで、sambaを走らせてプリントサーバ専用機のできあがり。ちなみに、こんなことをしなくてもFreeBSDはネットワーク上にいるのだからプリントサーバ(てゆーかイーサネット-IEEE1284アダプタ ^^;)を買ってくればすむ話なのですが、PC98プリントサーバなら予算0円で実現できるってのがそもそもの動機なのです(笑)

[つっこみ]

・ readline日本語対応版

FreeBSD4.5とかのports/packagesでja-PostgreSQL7.1.3を普通にインストールすると、psqlj というSQLターミナル(?)が使えるようになります。一応日本語(漢字)のテーブル名やカラムを利用できる・・・のではありますが、『複数行にまたがるSQLを書いていると行境界に漢字の1バイト目が来たときなどに必ず文字化けする』とか『^f/^b/^d等で2バイト文字を操作する場合は2文字セットで扱わないといけない』などのいろいろ不便なのです。

そもそも日本語のテーブルとカラムが無ければ問題はほとんど無いので最近は英小文字しか使っていないのですが、会社のデータベースはうかつにもほとんどのカラムを日本語にしてしまい、日本語がマズイことに気づいたときにはほとんど出来上がっていて手遅れだった(笑)ということで 使いにくいながらもだましだまし使っていたのです。

で、そういうもんだと思っていた psqlj なのですが、何の問題も無く動いている人もいるらしいので、試しに日本語パッチを当てたreadlineをインストールしてみました。結果は

全ての問題が解消しました(^^;

いやはや、psqlj の日本語対応が不十分なのかと思っていましたが、とんだ濡れ衣でFreeBSDに入っていたreadlineを入れ替えればよかったという・・・。それを知らずに一年以上不便な思いをしていたってのがとってもヌマケです(笑)
# ↑ 正しくは『マヌケ』ですね(^^;)。突っ込まれるまで気づかなかったという・・・

[つっこみ]

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たかたに(takatani@mars.dti.ne.jp)