ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2002/12/28 (土)

・ ポートリプリケーター

ThinkPadボタンによる説明書には次のようにあります

ThinkPad ポート・リプリケーターに ThinkPad を接続するには、次のようにします。
  1. ThinkPad ポート・リプリケーターに ThinkPad を接続する前に、ThinkPad ポート・リプリケーターと AC 電源コンセントに AC アダプターを接続します。ThinkPad 用の AC アダプターを使用してください。
  2. ThinkPad が動作中の場合は、USB コネクター、シリアル・コネクター、またはパラレル・コネクターに接続されたデバイスに関係のある操作が完了しているかどうか確認してください。また、モデムまたはイーサネット・ポートへの接続が停止していることも確認してください。
ThinkPad ポート・リプリケーターから ThinkPad を取り外すには、次のようにします。
  1. ThinkPad が動作中の場合は、 USB コネクター、シリアル・コネクター、またはパラレル・コネクターに接続されたデバイスに関係のある操作が完了しているかどうか確認してください。 また、モデムまたはイーサネットへの接続が停止していることも確認してください。
  2. バッテリー・パックが完全に充電されていることを確認してください。

これを見る限りは『電源が入っている時に抜き差ししてはいけない』ようには見えませんね。電源OFFやスタンバイにしなくても良いのならとっても便利そうです。

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[つっこみ]

・ その後のThinkPad

しばらくThinkPadを使ってみた感想など。

意外に静か
本体左奥に冷却ファンが付いていまして、CPUフル稼働時にはそれなりの動作音と発熱を伴うのですが、何にもしていないときは非常に静か・・・というよりほとんど音がしませんし発熱も膝上駆動が可能な程度です。
画面がきれい
会社のA20mと比べると液晶は別物のようで、T20の方がくっきりしていて明るいのです。A20mと違って低解像度時のアンチエイリアシングが無いので性能が悪いのかと思っていたのですが、逆にT20の方が良いようです。
バッテリーのサイクル・カウントの謎
ThinkPadユーティリティーの『バッテリー情報』というところには残り時間とか電圧・電流と共に『サイクル・カウント』というものが表示されます。実際に充電すると +1 されるので充放電を繰り返すと増えていくのだと思うのですが、この数字が現在40だったりします。毎回増えないにしても何年か前のモデルの中古と考えれば非常に小さいですな。中古でThinkPadを買うときに知っていると電池の目安にはなるでしょう。←私は知らなかった(^^;)
思ったより電池が長持ち
WWWブラウズとか文章の作成とかで『ぼけーっ』と使っている場合には無線LAN環境で3時間弱使えるようです。割と高い負荷がかかっている場合には2時間前後でしょうか(そういう使い方はしないので正確ではありません)。電池の持続時間はVAIO-Uとだいたい同じですね。電池駆動でDVD再生は不可能ではないのですが、エピソードI を最後まで見ることはできませんでした(^^;)
快適になった無線LAN
560Xでは無線LANでsambaのジュークボックス(44kHz,2chステレオ)を再生していると、表でWWWブラウザでうろうろしたときに音切れが起こっていたのですが、T20ではほとんどそれが起こらないのです。さらに驚いたことに 560Xでジュークボックスを無線LANで再生中 VAIO-U 等他の無線LANにて(同一アクセスポイント経由で)WWWブラウズをしていると起こっていた音切れもまったく起こらないのです。うむむむ、これでは有線LANの存在意義が無いではないか(笑)。VAIO-Uをジュークボックスに見立てたときは同様に無線LAN+USBオーディオ+WindowsXPにて何もしないのに音切れが起こっていましたのでOSの影響ということでもなさそうです。なんだかThinkPadのバランスの良さを垣間見たような気がしまする。
役に立たないディスプレイ蓋閉検出スイッチ
LCDを閉じていることを検出するために蓋側にでっぱりとベース側にスイッチが付いているのですが、蓋がすこし曲がっているせいか蓋を閉じても電気的には閉じたことにならないのです(笑)。で、この状態からすこしふたを下に押してやると押している間だけ電気的に蓋が閉まったことになります。てことで、電源管理の設定で『蓋を閉じるとスタンバイ』にしようものなら、蓋を閉じた後少し押して手を離すと『蓋が閉まっているのにスタンバイから復帰して電源が入る』というなんとも愉快な現象が発生します(^^;)。どうすべきか困っていたのですが、『蓋を閉じても何もしない』にしてFn+F4でスタンバイに移行した後に蓋を閉じれば問題ないようです。
意外に便利なスクロールボタン
左右ボタンの下にスクロールボタンが付いています。560Xにてスクロールバーまでマウスカーソルを移動させる修行を積んだので必要ないかと思いきや、やはりあると便利ですな。スクロールが簡単になると、こんどは[戻る]ボタンまでカーソルを動かすのが面倒になってきます(^^;)。両手持ちスタイルで[BS]キーに手が届く VAIO-U の方がWWWブラウズにはちょっと有利のようです(文字を入力しない場合に限る)。
やっぱり誤押ししてしまうキーボード
『このキーボードは柔らかいのじゃ』と言い聞かせても、まだ慣れません。私はホームポジションから離れたキーを押すときに場所を見失わないように人差し指は常に元の場所に置いておくのですが、このときに f とか j とかのキーを勢いあまって押してしまいます。どうやら私が過去に使ったどのキーボードよりも柔らかいみたいですね(^^;)。この矯正は時間がかかりそうです(それ以外には誤入力はおきません)。
かなり早いスタンバイからの復帰
VAIO-Uは立ち上がりが早い・・・と思っていましたが、T20も同様に早いのです(^^;)。コードモーフィングの影響がない分 T20 のほうが短時間で使える状態になります。これは意外でしたねー。
すぐにリセットされるトラックポイントのドリフト
ここにある通り、トラックポイントは勝手に動くときがあります。5576-C01や560Xでも勝手に動くことがありますが、それぞれ特徴があります。
  5576-C01 ・・・ 永遠に直らない(^^;)
  560X ・・・ 5秒程度ほっとくと直る
  T20 ・・・ 1秒程度ほっとくと直る
ほっとく時間が非常に短くてすむのでほとんど気になりません。しかもほっとく状態が良く考えられていまして、ボタンを押している間はトラックポイントに1秒以上触れなくてもリセットされることはありません。これにて稀に発生する『ドラッグしている最中に偶然その状態でリセットされて手を離すと反対方向にカーソルが動く』現象が発生しなくなりました。VAIO-Uは2秒程度でリセットされるのですが、ボタン連動ではないのでこの現象がよく発生するのです。やはり本家には一日の長がありますか。

ということでいろいろあるのですが、『高いお金を出してT23やT30を買う必要は無かった』ということは言えそうです。

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[つっこみ]

・ dumpによる不整合

ありがたい突っ込みを頂いたので、私なりの見解を。

[Q] マウントしたままのdumpでは途中でファイルシステムに変更があった場合に困るのではないか
[A] その通りだけれど、とりあえず気にしないことにする(^^;)

通常レベル0ダンプはシングルユーザモードになって・・・などと書かれていることが多いのですが、そんな長い時間自宅サーバを止めておくのはいくらなんでも嫌なので、必然的にマウントした状態でのダンプになります。となると、ご指摘のように偶然書き込み中ファイルのバックアップはできません(内容が保障されません)。一般的にはこの手の問題の対処としては『何回かバックアップしたボリュームのうちのどこかに残っているだろう』というものだそうです。
# ただ、closeされていないファイルが差分dumpの対象になるかどうかはよくわかりません

で、データベースに関しては話は簡単で、dumpする前にデータベースのコマンドで単一ファイルにバックアップしておき、dumpによってそのファイルをバックアップします。例えば PostgreSQL では pg_dump を使用しますが、実行時にバックアップ用のトランザクションが開始されるのでファイルシステムをrestoreした後、pg_dump で出力したバックアップからデータベースを再構築すれば不整合は生じません。

と言いたいところですが、こないだHDDの移植時にdump/restoreを行った際は pg_dump を忘れて(^^;) そのまま restore する羽目に。なんか文句を言われましたが、インデックスだけ再構築してなんとかそのまま動いています(汗)。

レベル0ダンプ時に偶然クラッシュすると悲惨ですから、現在はテープを3本利用してレベル0が2本(交互) + レベル1(追記)という形をとっています。とはいえ、いくら厳重にしたところで悲劇は防げませんから、日ごろの行動と同様に最悪の事態を想定した悟りの心も必要かもしれません(笑)。

[つっこみ]

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