ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2008/10/23 (木)

・ vim の使い方

自宅サーバの漢字コードを EUC-JP から UTF-8 に変更したのに伴い、今まで慣れ親しんだ vi エディタを elvis から vim に変更しました(elvisはUTF8が使えないため)。同じ vi ベースなので基本操作は同じなのですが、独自に拡張していったところは操作に互換性がありません。ということで使いそうな機能の覚え書き。

コマンド 機能
>> インデント(右)
<< 逆インデント(左)
u UNDO(多段階)
^r REDO(UNDOを元に戻す)
:new 画面を分割して新しいバッファを開く
:e [file] 現在のバッファでファイルを読み込む
^w^w ウインドウの切り替え
:bw バッファを閉じる
:bn 次のバッファに移動
v または V 文字または行単位の選択範囲
:noh ハイライトを消す

とりあえずこれくらい覚えておいたら普通に使えるかな。vim では面白いことに [^p]や[^n]でカーソル移動ができるんですね。 でもそんな操作をすると[^f]や[^b]を押してパニくるのが目に見えているので(笑)使わないっと。elvis ではバッファは一つしか持てなかったので、大量にペーストする場合は cat とかでくっつけてからヤンクするという涙ぐましい努力をしていたのですが、vim だとそんなことしなくても良いんですね(^_^)。あと、>> なんかは elvis でも同じだったようですが、\ コマンドのメニューばっかり使ってたのでぜんぜん知りませんでした。

それよりなにより、[v]とか[V]ってコマンドがあったのですね。これまた elvis でもあったみたいなのですが(^_^;;)、画面見ながら範囲を決められるんですね。

リス・キャロル
水無灯里
藍華・S・グランチェスタ
アテナ・グローリー
アリシア・フローレンス
晃・E・フェラーリ
~
~
~
[ V ]の後[ j ]を3回押す
-------→
アリス・キャロル
水無灯里
藍華・S・グランチェスタ
テナ・グローリー

アリシア・フローレンス
晃・E・フェラーリ
~
~
~

そんな機能があるとはぜんぜん知らなかったので、これまでは上のような操作をする時は

のどっちかを使ってましたよ。少ない行の場合は良いのですが、数画面分もある場合は[^f]とか[^b]で動いた後で[^g]して現在行を覚えて・・・、とやってました。そうするしか方法が無いと思ってたので別に大変とも思わなかったのですが、結構無駄な作業をしていたのですな(T^T)。

[つっこみ]

・ 復活のAirMac Express

AirMac Express

ちょっと前にアクセスポイントを買い換えてからはなんか変なところがあるものの割とトラブルも無く使えていたのですが、先日 VAIO U101の再インストールで無線LANの暗号化にTKIPを使うようになってから数分でアクセス不可になる症状が発生していました(T^T)。数分は問題なく動くのでTKIPに変えた直後は気が付かなかったのですが、そのまま使ってると確実に使えなくなるし、その後は一度スタンバイ等にしないかぎり復活することもないし使いにくいったらありゃしないです。会社のアクセスポイントでは U101 はTKIPで問題なく使えていますので、アクセスポイントを変えれば大丈夫だろうということで、遊んでいた AirMac Express を導入してみることにしました。

で、入れ替えの効果はバッチリありまして、U101がTKIPでちゃんと使えるようになりました。以前実験したときは ThinkPad T41 で問題があったのですが、この無線LANドライバが使いにくかったので Intel の最新版ドライバを入れたら問題なく接続できるようになってました。さらに iPod touch はアクセスポイントによってレジューム時の再接続に時間がかかったり不安定だったりすることがあるのですが、さすがにApple純正だけあってこの点も問題なし。うちにある無線LAN機器すべての接続が問題ないことを確認しました。

ところで、普通のアクセスポイントはWPAを選んだ後でTKIPなりAESを選ぶようになっているのですが、このアクセスポイントの設定画面はこんな感じになってまして

設定画面

WPAの暗号化種類を指定する画面が無いのです。ただ、選べないのは単に「選ばなくても良い」ってことのようで、MacBookProなら同様に選ばなくてもOKですしU101はTKIPを選択して接続、無線LANのプリンタはAESを選択して接続、旧型のTitanium PowerBook でさえちゃんとつながりました。いやはや、これまで無線LANアクセスポイントはバッファローの製品がいちばん良いと思っていたのですが、iPodでも使うことを考えたら Apple のを使うのがベストな選択のようです。

ところで、昨日の記事には書きませんでしたが、ハードディスクを買ってきたのにはひとつ大きな野望がありまして、

USB HDD を差し込むと、なんと Time Capsule になるらしい
のです。MacBookProのUSBポートがふさがる問題もこれで解決しますので、さっそく実験です。が、HDDを認識してくれません。パーティションを変更したり3.5インチハードディスクを接続したりインタフェイスを変えたり USB メモリを差し込んでみたりしたのですが、何一つ認識せず。困り果てて製品情報のところを見返してみると、USB-HDDのことなんか一言も書いてありません。書いてあるのは USB プリンタのみ。あれ~? どっかで見たのになーと思いつつもう少し調べてみると、なんと HDD をつなげられるのは AirMac Expressではなく AirMac Extremeだった ことが判明(笑)。いやはや、HDDをつなげようと思ったら値段が倍のやつが必要だったのね・・・。
[つっこみ]

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